日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2022年3月10日
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社日立ソリューションズ

Microsoft Teamsと自動連携した仮想オフィス空間を創り
コミュニケーション活性化を図るサービスを販売開始

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光、以下、日立ソリューションズ・クリエイト)と株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄、以下、日立ソリューションズ)は、クラウド上にMicrosoft Teamsと自動連携した仮想オフィス空間を創り、テレワークや出社している人が一体感をもち、コミュニケーション活性化を図る「仮想オフィスサービス(以下、本サービス)」を、3月11日から販売開始します。

 新型コロナウイルスの感染が長期化する中、出社制限を緩和してオフィスに従業員が戻りつつあります。その中で、テレワークの継続を望む従業員も存在しており、オフィスや自宅、顧客先、出張先、サテライトオフィスなどを組み合せたワークスタイルを採用する企業が増えてきています。
  日立ソリューションズグループは、働き方改革を推進する中、2020年の新型コロナウイルス感染拡大を契機に、テレワークへと大きく舵を切りました。一方で新しいワークスタイルの実践においては、従業員のコミュニケーションや心理的安全性確保といった課題が顕在化していました。

 そうした中、日立ソリューションズ・クリエイトでは、人事総務部門が中心となり、社内コミュニケーションツールとして定着していたMicrosoft Teamsを生かした仮想オフィスのプロトタイプ版を自社開発し、2021年5月~7月の約2か月間、社内で検証しました。その結果、離れた場所で働いていても、従業員の約80%から孤独や寂しさの軽減につながったというアンケート回答を得ることができました。「仮想オフィスサービス」は、プロトタイプ版を基にさらなる機能改善を図り、提供されるものになります。

本サービスでは、従業員がブラウザーを起動すると、Microsoft Teamsと自動連携した仮想オフィスに出社します。既に出社しているチームメンバーの顔が表示されるため、従業員はリアルな感覚を持ちながら、チャットで挨拶し、業務を開始します。チームは組織に依存せず、自由に作成することができます。別フロアへ移動すると、他のチームメンバーの勤務状況を確認したり、雑談ルームで交流することもできます。企業は本サービスによって、多様な働き方をする従業員に対し、一緒に働いているという一体感を醸成し、心理的安全性確保を支援します。

日立ソリューションズでは、「一人ひとりがイキイキと働き時代の変化に対応できる企業へ」をコンセプトにワークスタイル変革ソリューションを提供しており、その中の自由な働き方(Smart Workplace)を支援するサービスの一つとして本サービスを提供していきます。また国内約1,400社の導入実績がある人事総合ソリューション「リシテア」と連携し、出退勤時の自動打刻や残業時間可視化等にも対応していくことで、企業の働き方変革を支援します。
  日立ソリューションズ・クリエイトと日立ソリューションズは、本サービスの提供を通じて、社会や企業の多様な働き方やエンゲージメントの高い職場づくりの促進に貢献していきます。

■「仮想オフィスサービス」の特長 特許出願中:P2021-051665

1.スケジュール、ステータスが連動される「Microsoft 365連携」

Microsoft OutlookやMicrosoft Teamsと自動連携し、話しかけたい相手の顔を見ながら、業務の状況やスケジュールを手軽に確認できます。ワンクリックでMicrosoft Teamsのチャットを起動することができるため、従業員間のコミュニケーション頻度向上にもつながります。

2.メンバーとの一体感醸成を支援する「チームボード機能」

部署やプロジェクトなど、自由に「チーム」を作成でき、所属するメンバーについて、仮想オフィス内や実際の勤務場所、業務の状態をいつでも知ることができるため、チームで業務を進める上での心理的安全性確保に貢献します。 チーム内に限定したチャットや掲示板の活用を通じ、一体感も向上します。
  「チーム」は、趣味の集まりでも作成でき、複数のチームに属することもできるため、雑談を含めた従業員同士のコミュニケーション活性化に役立ちます。

3.多彩な「フロアマップテンプレート」

職場をイメージした大小のフロアマップから、海水浴場やキャンプ場をイメージしたフロアマップまでさまざまなテンプレートを標準で用意しているため、嗜好に合わせたフロアマップをご利用いただけます。

4. 大規模ユーザーでも利用できるプラットフォームや連携機能を提供

本サービスの提供にあたっては、10,000人を超える利用者が同時にアクセスでき、安定運用が可能なシステム基盤を実現しています。また、お客さまが利用している人事システムのデータを活用すること(CSV連携)で、組織変更に伴う人事異動や中途採用、退職者情報の反映も可能で、大規模企業でも安心して利用することができます。

■ 提供開始日

2022年4月4日(予定)

■ 提供価格

項番 品 名 標準価格(税別) 内 容
1 利用ライセンス*1 800円/月
(1人あたり)
仮想オフィスを利用いただくためのライセンス料
*利用人数2,000名までの場合の費用
2 試行パック*2 200,000円
(1組織あたり)
仮想オフィスを試用いただくサービス
(初期設定費用、説明会費用、定型レポート費用を含む)

 *1 契約は年間契約、最小100人から利用可能、Microsoft 365 E3以上の契約が必要
 *2 期間は2か月間、最大100人まで利用可能、Microsoft 365 E3以上の契約が必要

その他、お客さま幹部向け説明会や利用者向けの操作説明会、環境設定などのサービスを用意しています。 
利用条件や提供価格の詳細はお問い合わせ先までご連絡ください。
価格表の表示価格はすべて消費税抜きの価格です。別途消費税を申し受けます。

■ 日立ソリューションズ・クリエイト「仮想オフィスサービス」URL

■ 日立ソリューションズ「ワークスタイル変革ソリューション」URL

■ 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 グローバルパートナービジネス統括本部長 橘一徳氏からのコメント

「日本マイクロソフトは日立ソリューションズ様および日立ソリューションズ・クリエイト様が「仮想オフィスサービス」の販売を開始することを心より歓迎いたします。
  国内外問わず、顧客企業は新型コロナウイルス感染症対策が長期化するなかでより柔軟な働き方を支える環境と従業員の心理的安全性を確保することがより重要になります。「仮想オフィスサービス」とMicrosoft Teamsとの連携により、働き方や従業員のコミュニケーションスタイルは新たな進化を遂げ、コスト削減や生産性の向上だけでなく大幅な従業員と働く環境への満足度向上を図っていただけるものと確信しております。」

■ 製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
担当部署:営業統括本部 DX推進センタ インサイドセールス部 [担当:松尾、宍戸、三国谷]
E-mail:hsc-contact@mlc.hitachi-solutions.com
URL:https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/contact/solution.html

株式会社日立ソリューションズ
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/cgi-bin/products/wsi.html

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<報道機関からのお問い合わせ先>

株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
担当部署:経営戦略統括本部 経営企画本部 コーポレート・コミュニケーション部 [担当:菅野、大居]
E-mail:hsc-koho@hitachi-solutions.com

株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:多田、安藤]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※Microsoft 365、Microsoft Outlook、Microsoft Teamsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※リシテアは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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