
日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2025年5月9日
株式会社日立製作所
株式会社日立ハイテクネクサス
株式会社日立ソリューションズ
(左) 温度管理サービス「MiWAKERUⓇ」、(右)贈賞式の様子(提供:日刊工業新聞社)
株式会社日立製作所(以下、日立)、株式会社日立ハイテクネクサス(以下、日立ハイテクネクサス)、株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)が共同開発した「農水産物の輸出拡大に貢献する温度管理サービス『MiWAKERUⓇ』*1」が、株式会社日刊工業新聞社(以下、日刊工業新聞社)が主催する「第54回 日本産業技術大賞」において「審査委員会特別賞」を受賞しました。
「日本産業技術大賞」は、日刊工業新聞社が1972年に創設し、毎年、その年に実用化された革新的な大型産業設備・構造物や、先端技術の開発、実用化で顕著な成果をあげた企業・グループを表彰する制度です。
このたび、温度管理対象物そのものの温度を検出し、細部にわたり輸送品質の見える化を実現する本サービスが、end-to-endでの商品の最適なコールドチェーンを構築し、農水産物の輸出拡大に貢献するサービスとして評価され選定されました。
2025年4月2日(水)に経団連会館で開催された贈賞式にて、日刊工業新聞社代表取締役社長から、その功績を労い、表彰状と盾が授与されました。
*1 MiWAKERUⓇは、株式会社日立ハイテクネクサスの登録商標です。
昨今、日本産農林水産物・食品の輸出が拡大している中、商品の鮮度維持のためには生産地から消費地までend-to-endでのコールドチェーンの整備が不可欠となっています。一方、市場が拡大するなかで、食品流通のサプライチェーンでは、食品ロス、プラスチック類の廃棄やCO2排出量の低減が課題となっています。
このような背景のもと、日立では2016年から温度検知インクを活用したソリューションの開発に着手し、2021年には温度検知インクとラベルを開発するとともに、日立ソリューションズにてスマートフォンによるラベルの読み取りアプリを開発し、2024年から日立ハイテクネクサスが本サービスの提供を開始しました。
*2 QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
株式会社日立ソリューションズ 経営企画本部 広報部 [担当:大鳥、安藤]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com
※ 本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
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