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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2007年12月18日
日立ソフト

日立ソフトの指静脈認証システム「静紋」
長崎県庁 職員ポータルシステムのログイン認証へ2,000台導入

日立ソフト(執行役社長:小野 功、本社:東京都品川区)の指静脈認証システム「静紋(ジョウモン)」と指静脈情報を一元管理するアプリケーション「AUthentiGate(オウセンティゲート)」が、このたび、長崎県庁の職員ポータルシステムの本人認証手段として導入され、本年12月から本庁での運用を開始しました。

長崎県庁では、本人確認の強化のために指紋認証を一部職員に採用し、将来的には全職員へ展開する計画でしたが、手荒れによって認証精度が低下する課題や指を装置に直接触れさせることへの抵抗感をどうしても払拭できずにいました。そこで、認証精度が飛躍的に向上する非接触型の静脈認証装置を複数検討された結果、認証の速さが決め手となり、「静紋」を採用頂きました。
本システムは、12月から本格的な稼動が開始されており、将来的には、本人認証を必要とする全てのシステムで「静紋」連携を実現する計画です。

今回の発表に際し、長崎県総務部より、以下のコメントをいただいています。
長崎県総務部理事(情報政策担当) 島村秀世様
長崎県庁では、電子決裁システムやDBメンテシステム等で一部指紋認証を行っていましたが、他のシステムは、ID/パスワードによる本人認証でした。このため、パスワードの定期的な更新作業の未実施やなりすましによる認証などセキュリティ面に不安を残していました。
電子県庁化の他にダウンサイジングも進めているので、あらゆる個人情報が、オープンシステムへ移行していきます。データベースの暗号化は行っていますが、オープンな環境に移るわけですから、本人確認は厳密でなければいけません。そこで、静紋の導入に踏み切りました。
現在は、本庁在席者を対象にしていますが、今後、地方機関にも展開していく予定です。

今後も、日立ソフトでは、確実な本人確認をお客様に提供すべく、指静脈認証システム「静紋」を積極的に展開してまいります。また、日立ソフトの組込み技術と指静脈認証を活用して様々な分野へ展開し、指静脈認証技術を高セキュリティ生体認証システムのデファクトスタンダードにすることを目指してまいります。

<システム利用イメージ>

システム利用イメージ

<指静脈認証システム「静紋」について>
指静脈認証システム「静紋」は、株式会社日立製作所の指静脈認証技術を活用した、指内部の静脈パターンを人体に安全な近赤外線で撮影・画像処理して認証する生体認証システムです。PCログインや業務アプリケーションを中心としたお客様の業務システムの認証強化を実現します。
(静紋ホームページ)http://hitachisoft.jp/johmon/

本件に関するお問い合わせ
日立ソフト @Sales24
Tel: 03-5479-8831  URL: http://sales24.hitachisoft.jp

「静紋」は日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の登録商標です。
その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標、登録商標または商品名称です。
日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。

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