日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2009年5月13日
日立ソフト

電子メールの誤送信・参照を防止する製品「MaCoTo」を機能強化
~利用者の確認だけに留まらない、自動化されたメール誤送信対策を実現~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、メール送信と参照にポリシーを定義し、 送信・参照前に警告を行うことで電子メールの誤送信・参照を抑止する製品「MaCoTo(マコト)」の機能強化版を5月14日より販売開始します。 今回の機能強化版では、メールを送信してしまった後でもメール誤送信の影響を最小限に留めるメール暗号化製品との連携や、 影響の大きいポリシー抵触メールを送信不可にする機能などの強化を行いました。

 「MaCoTo」は、メール利用時に予め設定されたポリシーチェックを行う事で、メール誤送信に起因する情報漏えい・信頼失墜を防止し、 社員一人ひとりのメールコンプライアンス意識の向上を実現する製品です。現行のメールサーバ環境を変更することなく導入が可能です。
 昨今では、各個人のコンプライアンス意識は高まりつつありますが、依然としてメール誤送信による情報漏えい事故が日々発生しているのが現実です。 そうした中、ポリシー抵触を警告し利用者が確認するだけでは効果が不十分であり、 メール送信時に暗号化等のポリシーが徹底されるべきだというお客様からの要望が高まっていました。
 そうしたニーズに対応するため、この度の機能強化版では、メールを自動的に暗号化する日立ソフト製品「秘文AE MailGuard」と連携しており、 万が一誤送信が発生した場合でもその影響を最小限に留めることができます。更に、 影響の大きいポリシー抵触メールを送信不可にすることでより強固なコンプライアンスを実現しました。


<「MaCoTo」の特長>
(1) メール本文や添付ファイルの平文送信を防止(※1)(機能強化)

メール送信ボタン押下時、利用者に対して暗号化やファイルに対するアクセス権限付与(Rights付与)(※2) の有無を警告し再確認させる事で、設定漏れを防ぐと共に、送信先に適切な暗号化情報の入力やアクセス権限付与が可能です。
本機能により、必ず暗号化かアクセス権限付与されたメールで送信される為、誤送信時にも情報漏洩等の問題を局所化します。
※1 前提として、弊社 秘文AE MailGuard、もしくはMicrosoft社 Rights Management Services(RMS)が必要です。
※2 Rights Management Services上で、利用者が設定可能なアクセス権限を自動表示します。

(2) ポリシー抵触メールの送信不可

メール送信ボタン押下時、利用者へ警告しメールの送信自体を行わせない事が可能です。
本機能により、利用者に徹底し難い、もしくは誤送信時に問題が大きいポリシーに抵触するメール送信を削減します。

(3) 外部・内部ドメイン別ポリシー設定の採用(機能強化)

外部ドメインと内部ドメインで、同一項目でも個別にポリシー設定が可能です。
本機能により、誤送信時に影響が大きい外部ドメイン宛メールと、比較的影響が小さい内部ドメイン宛メールでポリシー設定を変え、 運用に柔軟性を持たせます。

(4) 簡易承認機能の採用

利用者への警告と再確認だけでは、十分な誤送信の確認が出来ないと言う問題点を解消する為、 上長などによる第三者チェックを可能にしました。
第三者が送信内容の確認を実施する事で、より誤送信の可能性を低くします。

(5) ポリシー項目の拡張

拡張したポリシーの中には、多数の宛先を同時に設定する事や間違った宛先欄の利用を防止する為、 合計の宛先(To/Cc/Bcc、及びTotal)数でのチェックや宛先(To/Cc/Bcc)欄の利用不可が可能です。
本機能により、誤送信時の問題として多い、多数の宛先を同時に設定する事で意図しない宛先に送付してしまう問題やBcc欄に 設定しなければいけないアドレスをCc欄に設定してしまい、受信者に公開してしまう問題を防ぎます。

<価格>

ライセンス数

標準価格(1ライセンス)

備考

~1,000 ¥2,100 税込み価格

<動作環境>

No.

区分

製品名

1 OS Microsoft Windows XP Professional(SP2/SP3)
Microsoft Windows Vista Business(SP1)
Microsoft Windows Vista Enterprise(SP1)
2 メールソフト Microsoft Office Outlook2003 (要KB908002)
Microsoft Office Outlook2007
3 .NET Framework 2.0/3.0/3.5

※動作環境、及び製品機能に関しては、カスタマイズにてお客様環境に合わせる事が可能です。(別途、費用がかかります。)


<製品Webページ> http://hitachisoft.jp/products/macoto/

<日立ソフトのメールソリューション>

 日立ソフトでは、「MaCoTo」を含むメール製品を体系化し、お客様のメール環境の課題にあわせて「メールソリューション」を提供しています。 「MaCoTo」と当社製品「留め~る」を組合せる事で、メール送信前の利用者PCでの本人の確認徹底のチェックと、 サーバ側での一時保留によるメール取消しで、利用者PC側とサーバ側の2段階のチェックを行い、より安全なメール運用が実現できます。

<メールソリューショWebページ> http://hitachisoft.jp/products/mail/

■本件に関するお問い合わせ
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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