日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2009年7月21日
日立ソフト

日立ソフトが緊急地震速報 通報・避難支援ソリューションを提供開始
~ 地震発生前の通報に加え、避難経路表示による発生直後の対応を支援 ~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、気象庁から配信される「高度利用者向け緊急地震速報」を利用し、 大きな揺れが来る前に地震情報を提供する緊急地震速報 通報・避難支援ソリューション「震ナビゲーション」の提供を8月3日より開始します。 「震ナビゲーション」は地震発生前の通報に加え、地図情報と連動した避難経路の表示や対策マニュアルの表示により地震発生後の適切な対応を支援します。

 これまでの緊急地震速報 通報・避難支援ソリューションは、地震前の通報や通知がおもな機能でしたが、「震ナビゲーション」 は地震発生後の対応を支援し、さらに、様々な場所に設置された複数台の機器の稼働状況を監視できるため、 いざ地震がきたときに機器が故障していて動かない、ケーブルが抜けている等が原因で通知が出来ないというトラブルを防ぎます。
 企業・自治体などで地震発生時に従業員や市民が適切な対応を行えるように、「震ナビゲーション」が通報から避難までを支援します。

■ 緊急地震速報 通報・避難支援ソリューション「震ナビゲーション」の概要

 「震ナビゲーション」は、当社の総合通報管理システム「TELstaff」、インターネット航空写真配信サービス「piXterra」 とウィルネット株式会社(以下、ウィルネット)の緊急地震速報専用端末「クルグラット」を「震アダプタ」にて連携させることで、 気象庁から配信される高度利用者向け緊急地震速報を受信し、大きな揺れが来る数秒から十数秒前に、「非常放送設備」「LED 表示機」「携帯電話」等、 様々な媒体への通知および表示を利用して、地震情報を配信します。
 高度利用者向け緊急地震速報とは、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード) を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推定し、可能な限り素早く知らせる情報です。


■ 緊急地震速報 通報・避難支援ソリューション「震ナビゲーション」の特徴

  • 地図情報と連携し、避難経路表示など地震後の対応を支援します。
    日本地図レベルから建物が可視できるレベルまで任意の縮尺の地図上に様々な付加情報を提供でき、避難経路情報などを表示することが可能です。
  • 地震発生時の対策マニュアルなど、地震後に必要な情報を表示できます。
    常に稼動を監視しているため、いざ地震がきたときに機器が故障していて動かない、 ケーブルが抜けている等が原因で通知が出来ないというトラブルを防ぎます。
  • 様々な場所に設置された複数台の機器も、一元管理が可能です。
    当社の総合監視ソリューション「NetInsight」と連携することにより、機器の稼働状況を視覚的に把握することもできます。

■ システムイメージ


■ 緊急地震速報専用端末「クルグラット」について

 クルグラットはウィルネットが開発した「高機能で低価格」な緊急地震速報受信端末です。ほとんどの施設の放送機器(アンプ) に他の機械を加えず放送連動でき、余分なコストがかかりません。放送用の音声の選択など、細かな設定をお客様が選べるのも特徴です。

■ 出荷開始時期:2009年8月3日

■ 製品ホームページ :/shin-navi/

■本件に関するお問い合わせ
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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