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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2009年10月9日
日立ソフト

DigitalGlobe社が解像度46cmの高分解能衛星WorldView-2打ち上げ成功
~国内総代理店 日立ソフトの衛星画像データサービスが更に拡大~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、米国DigitalGlobe社(本社:コロラド州ロングモント) が撮影する高分解能地球観測衛星画像データの日本における独占販売権を取得しており、画像データの販売、 及び画像データを利用したシステム構築の提供を行っています。この度、米国太平洋時間の10月8日にDigitalGlobe社は、 解像度46cmの高分解能衛星「WorldView-2(ワールドビューツー)」を予定通り所定の軌道へ投入し、打ち上げに成功しました。 日立ソフトでは「WorldView-2」衛星で撮影した衛星画像データサービスを2010年1月より提供開始します。
 日立ソフトでは2001年から高分解能衛星画像データサービス事業を展開し、多くの衛星画像を応用した事例を構築してきました。 今回の「WorldView-2」衛星の打ち上げ成功により、衛星画像の供給量が大幅に改善されることになり、 企業の業務への利用が更に拡大するものと期待されます。

<「WorldView-2」衛星について>

「WorldView-2」では、「QuickBird」の4バンド()(青、緑、赤、近赤外)に、新たな4バンド(コースタル、黄、レッドエッジ、近赤外2) を加えた8バンドのマルチスペクトル(多波長)センサを搭載しています。 これは従来の4バンドの画像では実現が難しいとされていた詳細な分類も可能にするとされています。例えば、 新しく加わる「Coastal(コースタル)バンド」では、海の中(浅瀬)の状況を、「Red Edge(レッドエッジ)バンド」では、植物の健康度を見ることができ、 地図の作成や更新、農林業および環境調査、防災や災害対策などへの活用ができます。また、現行の「QuickBird」、「WorldView-1」の2機運用にこの 「WorldView-2」の運用が開始されると、その1日の撮影能力はおよそ200万km2(日本の国土の約5倍)となり、 アーカイブ画像の整備範囲拡大および画像更新頻度の向上が実現できます。 ()画像に利用する光の種類

日立ソフトではこの度の「WorldView-2」打ち上げ成功により、これまで以上に充実した撮影サービス、アーカイブ画像の提供を行っていきます。

■ WorldView-2衛星紹介サイト: /hgiis/worldview2/

■ 日立ソフトの衛星画像データサービス: /hgiis/

■ DigitalGlobe社について
DigitalGlobe社は、世界中の高分解能衛星画像を商用提供しているリーディングカンパニーで、 同社が保有するアーカイブ画像は7億3千万km2に達します。
http://www.digitalglobe.com

■本件に関するお問い合わせ
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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