日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2010年3月9日
日立ソフト

特権ID管理ソフトウェア「SR-AdminSupport」を機能強化
~最高権限のIDに加えOSのグループに登録されたIDを一元管理し不正利用を防止~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、ID統合管理製品群「SRシリーズ」の特権ID(*1)管理製品 「SR-AdminSupport (エスアールアドミンサポート)」の機能を強化し、3月10日より提供開始します。
 当製品は、各サーバの複数の特権IDを一元管理することにより、特権IDを確実に個人に紐付けることで統制がとれた管理を実現し、 さらに煩雑なシステム管理作業を効率化します。
 今回、サーバのOSに登録された最高権限のID(*2)に加え、お客様が厳密に管理する必要があると考えるOSのグループに登録されたID (Power Usersグループの登録ID等)も特権IDとして管理できるようになりました。これにより、管理者向けID全般の不正利用を防止し、 さらにIT統制、情報セキュリティを強化することが可能となりました。
*1:特権ID:サーバのOSに登録された管理者向けID
*2:Windows系OSでのAdministrators、Unix/Linux系OSでのroot権限のID

 金融商品取引法の施行に伴い、多くの企業において内部統制整備・強化の一環として、特権ID管理強化が求められています。 特にシステムに変更可能な権限をもつIDについては厳密に管理することが求められます。また、情報セキュリティの観点からはこれに加え、 広範な参照権限を持ったIDも厳密に管理することが必要です。
 今までは、内部統制対応として最もニーズが高い最高権限のIDに対象を絞っていましたが、より幅広いお客様のニーズに応えるべく、 OSのグループに登録されたIDも新たに特権IDとして管理できるようにしました。これによりOSに登録される全ての特権IDの一元管理と運用の一本化が可能となり、 システムの統制・セキュリティ強化、システム運用の効率化を実現できます。

図1:SR-AdminSupportによる特権ID管理

<Windows Server 2008と64ビット版OSの追加>

従来のサポートOSに加え、以下OSをサポート対象として追加しました。
・ Windows Server 2008 Enterprise Edition(x86,x64)
・ Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition(x64)
・ Red Hat Enterprise Linux 5 (x64)

以上の機能強化により、今後3年間で約4億円の販売を見込んでいます。

<出荷開始日> 2010年3月10日

<価格>

製品名

標準価格(税込)

SR-AdminSupport マネージャ 1サーバライセンス 1,575,000円
エージェント Windows版 1サーバライセンス 141,750円~
エージェント Unix版 1サーバライセンス 141,750円~

<キャンペーン価格(2010年6月30日まで):一括購入が条件>
詳しくはホームページをご覧下さい

一括購入単位

キャンペーン価格(税込)

SR-AdminSupportマネージャ1台+エージェント10サーバ分
一括購入価格
¥2,079,000
SR-AdminSupportマネージャ1台+エージェント50サーバ分
一括購入価格
¥3,675,000
SR-AdminSupportマネージャ1台+エージェント100サーバ分
一括購入価格
¥4,725,000
SR-AdminSupportマネージャ1台+エージェント200サーバ分
一括購入価格
¥5,775,000

<動作環境>

製品名

動作環境

SR-AdminSupport マネージャ
  • Windows Server 2003(x86)
  • Windows Server 2008 Enterprise Edition(x86,x64)
エージェント
Windows版
  • Windows 2000 Server
  • Windows Server 2003(x86)
  • Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition(x86,x64)
  • Windows Server 2008 Enterprise Edition(x86,x64)
エージェント
Unix版
  • Red Hat Enterprise Linux 4(x86)
  • Red Hat Enterprise Linux 5(x86,x64)
  • Solaris 9(SPARC)、Solaris 10(SPARC)
  • HP-UX 11i v2(IPF)、HP-UX 11i v3(IPF)
  • AIX 5.3、AIX 6.1

<日立ソフトの統合認証・アクセス管理ソリューション>

 日立ソフトでは、5つのソリューションを通して、統制環境を実現するID・アクセス権の一元管理から利便性を向上するシングルサイオンまでの 段階的なサポート、そしてさらに特権管理やログ管理の強化を実現する「統合認証・アクセス管理ソリューション」を提供しています。
 「SR-AdminSupport」は、「統合認証・アクセス管理ソリューション」の構成製品としても提供しています。


・SRシリーズに関して

 SRシリーズは、日立ソフトの「統合認証・アクセス管理ソリューション」の中核をなす製品群です。「複数システムのID・アクセス権の一元化」、 「認証の一本化のシングルサインオン」、「特権IDの一元管理」によりセキュリティと信頼性が高い統合ID管理基盤を提供し、 企業のID管理運用に関わる課題を解決します。

<紹介ホームページ>
 SR-AdminSupport:/sradminsupport/
 統合認証・アクセス管理ソリューション:/iam/

<本件に関するお問い合わせ先>
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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