日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2010年7月7日
日立ソフト

日立ソフトのコンテンツ運用支援ソリューションMEANSを機能強化
~整備・運用手順書の提供によりファイルサーバ運用の管理コストを削減~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、取締役社長:諸島 伸治)は、同社のコンテンツ運用支援ソリューション「MEANS(ミーンズ)」 が提供する「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」を機能強化し、7月8日より提供開始します。「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」は、 企業内のファイルサーバから不要ファイル候補を自動検索し、利用者に推奨表示して削除を促すことで、 ファイルサーバの使用容量の節約を支援するソリューションです。
 このたび、ソリューションメニューに「共有ファイルサーバ整備・運用手順書」をベースとした簡易コンサルテーションを追加しました。 これによりお客様のファイルサーバ運用ルールの策定を支援し、運用管理者の作業を軽減化します。

 昨今、企業のファイルコンテンツはファイルサーバで集中管理されるようになり、ファイルサーバ上のコンテンツは増加し続け、 各企業はディスクの増設やバックアップの作成に頭を悩ませています。ファイルサーバが膨れ上がることで、 特定のファイルコンテンツを探し出すことが困難となり、情報資産を有効に活用できなくなっています。また、 ファイルサーバの整備や運用に関して明確なルールが確立していないため、各企業は手探り状態で明確なルールを作らずに場当たり的に運用している、 もしくはルール作りに多大な労力をかけている現状があります。

 そこでこのたび、日立ソフトの「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」のメニューに「共有ファイルサーバ整備・運用手順書」 をベースとした簡易コンサルテーションを追加し、標準規格がなく手探りだった電子ファイルの運用を、実績・事例をもとに支援し、 効率的に運用ルールを作成します。本書は東京レコードマネジメント株式会社()の協力により、日立ソフトが作成したドキュメントです。 東京レコードマネジメント株式会社が今まで手がけてきた事例をもとに、 日立ソフトがMEANSソリューション展開を通じて学んだ手法をファイルコンテンツの効果的利用手順を組み入れて調整しています。

  • 東京レコードマネジメント株式会社は、設立以来20年以上に渡り、 東京電力株式会社を中心に数多くのお客様の紙文書や電子ファイルの整備と運用・管理をお手伝いしてきた記録・情報管理の専門会社です。   (URL: http://www.tepco-trm.co.jp/ )

 また、サーバ管理コンソールやファイル廃棄コマンドの追加、削除ポリシー設定GUIの改善を実施、高度なSEスキルがなくても手軽に運用できるとともに、 運用管理者の作業軽減を実現します。

 「MEANS」ソリューションは、これからも情報資産の有効活用を促進する機能の追加や、情報   セキュリティ管理を支援する機能の追加を図り、 お客様のニーズに適合したソリューションを提供していきます。


図1:MEANSファイルサーバスリム化ソリューションの機能強化

<共有ファイルサーバ整備・運用手順書>

「共用ファイルサーバ内に氾濫している大量の電子文書を効率的に整備・運用し、継続的に改善していくためはどうすればよいのか」という観点から、 その整備・運用に関する手順をとりまとめたものです。主な記載内容は以下のとおりです。


  • 共用ファイルサーバ整備・運用体制構築の手順
  • 整備作業の実施(重要・不要ファイルの選定)
  • 運用ルールの作成(ファイル命名ルール、分類ルール、フォルダルール、更新運用手順等)
  • 運用手順書の作成(アクセス制限、閲覧制限、セキュリティ対応等)
  • 共用ファイルサーバ運用(モニタリング、定期的棚卸の実施、トラブルリスクへの対応)

<動作環境>

MEANS / Base
OS Windows Server 2008(詳細の対応Edition等は別途お問合せください)
CPU Intel Xeon 2.0GHz以上
メモリ 4GB以上
HDD インデックス格納用50GBより

<価格>

MEANSファイルサーバスリム化ソリューション
1サーバライセンス(200万文書対応) 1,155,000円(税込み)~


<出荷開始時期>
2010年7月8日

<ソリューション紹介URL>
URL : /means/

<「MEANS」について>

 MEANSは、コンテンツ運用基盤ソフトウェア「MEANS/Base」をコアとしたソリューションの総称です。「MEANS/Base」はファイルサーバを監視し、 コンテンツに含まれるタイトル・日付・顧客名などの属性を、人間が判断しているかのように自動認識します。この属性を使ってコンテンツを分類し、 仮想的なフォルダを設けてツリー構造で表示することで、物理的なサーバやフォルダに依存しないコンテンツの一元管理を実現します。また、 コンテンツの検索・参照だけでなく、実コンテンツそのものの物理操作(移動・コピー・削除)も提供します。この新技術により、 増え続けるコンテンツを整理して効果的な活用を促すとともに、ファイルサーバに滞留している不要コンテンツの候補を示して利用の適正化を促すなど、 新たな企業内コンテンツの運用環境を提案します。

<「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」について >

 企業内のファイルサーバから、不要ファイル候補を自動検索してダッシュボード表示(一覧表示)するとともに、 利用者に不要ファイル候補を逐次通知して削除を促し、ファイルサーバの使用容量の節約と運用活性化を支援するソリューションです。

<本件に関するお問い合わせ先>
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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