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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2006年1月19日
株式会社日立システムアンドサービス

日立システムが就業管理システム「リシテア」を
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院に納入
-多職種の煩雑な勤務管理の効率化を実現-

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長 中村博行、以下「日立システム」)は、医療法人鉄蕉会殿(所在地:千葉県鴨川市、理事長 亀田俊忠、以下「鉄蕉会」)に就業管理システム「リシテア」を納入したことを発表します。

 鉄蕉会では職員の日々の勤務管理を、事前に勤務計画を入力するワークスケジューリングシステム(勤務予定管理)と、勤務実績を記入する勤務申請表(勤務実績管理)で別々に管理しており、また職場毎に複数の管理ルールが存在していたため、勤務に関する管理が煩雑になっていました。加えて紙ベースの実績管理では記入ミスが多く、申請表からOCR(注)への転記作業などデータ集計までの作業に時間がかかっており、職員の勤務実績をタイムリーに把握するのが難しい環境でした。
 職場での使いやすさを最優先に考え、独自の要件に容易に対応できるシステムをポイントに選定した結果、日立システムの「リシテア」を採用するに至りました。

「リシテア」採用のポイント

  • ワークスケジューリングシステムとの連携が可能
  • 各職場での多様な要望に柔軟に対応できる

 「リシテア」を導入したことで、これまでのデータチェック・転記・集計の作業が大幅に低減され、また申請表などのペーパーレス化も実現できました。また、勤務実績の申請がシンプルにできるようになり、これまで職場毎に複数存在していた管理、運用ルールも統一できました。今回Webシステムを導入したことで職員の勤務実績がリアルタイムに把握できるようになったことも大きな効果の1つです。
 今後はワークスケジューリングシステムとの連携も実現し、更に価値あるシステムに拡張していきます。

(注)OCR : 手書き文字や印字された文字を光学的に読み取り、前もって記憶されたパターンとの照合により文字を特定し、文字データを入力する装置。

「リシテア」の概要( http://lysithea.hitachi-system.co.jp )

従業員フロントソリューション「リシテア」は、「リシテア Job(就業管理)」モジュールを中心として、「リシテア Cost(工数管理)/Travel(旅費申請)/Flow(汎用ワークフロー)/Report(人事系届出)」のモジュールで構成されています。国内大手企業を中心に既に500社以上の導入実績があり、最大規模50,000名での稼動を実現している日立システムのロングセラー製品です。

医療法人鉄蕉会について( http://www.kameda.com )

 医療法人鉄蕉会は、江戸時代寛永年間から約350年の歴史を持ち、民間初の救命救急センターを持つ千葉県南部の基幹医療機関としての役割を担っています。
 1995年から国内のみならず、世界に先駆けて独自に開発した電子カルテシステムを本格稼動させた実績を持ち、とりわけ医療における徹底した情報活用を推進する国内でも稀な存在として知られています。優れた人材、高精度機器を導入・駆使する一方、診療部門も含めた医療サービス全般にわたるISO9001の認証取得や、病院機能評価機構の認定など、医療の質の継続的な向上に取り組んでいます。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
ソリューション営業統括本部
【東京】
 担当 :蓮井(はすい)、野本(のもと)
 TEL : 03-6718-5803
 E-mail : lysithea-project@hitachi-system.co.jp
 製品URL: http://lysithea.hitachi-system.co.jp

商品名称等に関する表示

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