日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2006年6月28日
株式会社日立システムアンドサービス

リッチクライアントシステムの効率的な開発を支援
リッチクライアント開発フレームワーク「Extended Struts for Nexaweb」発売開始

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村 博行、以下「日立システム」)は、日本ネクサウェブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡邉浩之、以下「日本ネクサウェブ」)が提供するリッチクライアントWebプラットフォーム「Nexaweb」(ネクサウェブ)を使用して業務アプリケーション開発をする場合において、より効率的な開発を支援するフレームワーク「Extended Struts for Nexaweb」(エクステンデッド ストラッツ フォー ネクサウェブ)を、本日より販売します。

 昨今、企業においては、インターネットやイントラネットを使用したWebアプリケーションシステムはクライアントへのソフトウェアの配布やダウンロードが不要であり、多くのユーザーが多機能を使用できる等の利点があるため広く普及しています。
 しかしながら、従来のHTMLベースのWebシステムでは、言語の性質上、操作性や性能などの面でユーザーが求める品質を充足できないといった問題点がありました。
 そのため、Webシステムの利点を活かしつつ、問題点である操作性や性能を改善できる、リッチクライアントシステムの注目度が高まっています。

 Nexawebは、サーバー/クライアント間のセッション管理機能や、サーバーからのリアルタイム配信(サーバプッシュ)機能といった、特に基幹系Webシステムのリッチクライアント化に必要な機能を実現するプラットフォーム製品です。日立システムでは、Nexawebが日本で発売が開始された2003年から着目し、Nexawebを使用したリッチクライアントシステムを大手金融機関等の多数の顧客へ納入した実績があります。

 この度、日立システムが販売するExtended Struts for Nexawebは、Nexawebを使用した業務アプリケーション開発を支援するフレームワーク製品です。
 それまで、Nexawebを使用したリッチクライアントシステムの開発では、開発手法や開発手順、共通処理などを開発の都度、整備する必要があり、大きな負担となっていました。
 そこで、日立システムでは、実績・経験を活用し、フレームワークExtended Struts for Nexawebを開発しました。本フレームワークでは、開発手法・開発手順の標準化と、開発に必要な基本機能・部品の提供により、開発効率と品質の向上が図れます。

 日立システムは、リッチクライアントWebプラットフォームNexawebとフレームワークExtended Struts for Nexawebを提供することで、お客様のエンタープライズWebインターネットアプリケーションシステム構築を支援し、お客様の企業価値向上に貢献してまいります。
 なお、日立システムでは、今回発表するフレームワークExtended Struts for Nexawebを、6月28日(水)から30日(金)に東京ビッグサイトで開催されるソフトウェア開発環境展に出展します。

フレームワーク「Extended Struts for Nexaweb」について
( /nexaweb/ )

  1. Extended Struts for Nexawebの特徴
    • 大手金融機関の実績/経験からノウハウを整理・凝縮して実装
      本フレームワークは日立システムが手掛けた国内大手金融機関の複数プロジェクトの開発実績と経験を活用し、コンポーネント化と、Nexaweb層、Java層の分離のコンセプトに、新たに設計、開発した製品です。
    • 業務開発の開発手法・手順を取扱説明書で提供
      Nexawebを使った業務開発経験から整理・構築した、開発手法・開発ルール・開発手順が全て本フレームワークで提供している取扱説明書に盛り込まれています。この取扱説明書によって、Nexawebの初心者であっても、迷うことが少なく、安心して開発することができます。開発者の早期戦力化が可能となり、プロジェクトの機動性が増します。
    • コンポーネント化を徹底、開発工程の短縮や効率的な要員育成・配置が可能
      本フレームワークは、コンポーネント化を徹底、Nexaweb層とJava層を完全分離しており並行開発が可能です。また、Nexawebを知らない開発者でも、開発言語は標準技術のJavaのため、独自技術の習得や経験は必要ありません。
    • 豊富なサンプルアプリケーションの参照による開発効率の向上
      本フレームワークには、「簡単サンプル」と呼ばれるサンプルアプリケーションが50種類以上添付されており、基本的なコーディングは「簡単サンプル」からコピー&ペーストで作成可能です。コーディングの効率を大幅に向上します。
    • アプリケーション開発に必要な機能・部品を網羅し、開発の起動スピードをアップ
      通常の業務開発でよく使用する共通機能、部品を提供。開発者はビジネスロジックの開発に専念できます。
  2. Extended Struts for Nexawebの標準価格
    • ソフトウェアライセンス
      Extended Struts for Nexaweb実行ライセンス:1,500,000円~(税別)(CPUライセンスの場合)
    • 保守サポートサービスライセンス
      製品標準価格の20%/年間

日本ネクサウェブについて( http://www.nexaweb.co.jp/ )

 日本ネクサウェブ株式会社は、米国Nexaweb社の日本法人で、次世代Webアプリケーションプラットフォーム「Nexaweb」を日本国内のお客様に提供し、先進的なWebアプリケーションシステム構築を支援し、お客様の企業価値向上に貢献しています。

お問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
オープンソリューション営業部
 担当 : 田中(たなか)
 TEL : 03-6718-5819
 E-mail : nexaweb@hitachi-system.co.jp

商品名称等に関する表示

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