日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2009年1月20日
株式会社日立システムアンドサービス

多くの通信手順に対応した企業間データ連携を実現するソリューションを販売開始
データ・アプリケーションと「ACMSシリーズ」のビジネスパートナー契約を締結

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:三好崇司/以下、日立システム)は、株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本慶太/以下、データ・アプリケーション)とデータ・アプリケーションが開発した「ACMS シリーズ」のビジネスパートナー契約を締結しました。これにより、日立システムは、従来の公衆回線を利用したEDI(*1)から次世代型EDIのebXML(*2)など多くの通信手順に対応した「ACMS シリーズ」を利用することで、企業間取引における多様なサービスや異なったデータの連携をシームレスに実現する「ACMS導入ソリューション」の販売を1月21日から開始します。

 *1 EDI(Electronic Data Interchange):企業や行政機関などがコンピュータをネットワークで繋ぎ、伝票や文書を電子データで、自動的に交換すること
 *2 ebXML(electronic business XML):XMLを活用した企業間電子商取引のための国際標準仕様

 近年、インターネットやXML技術などの普及に伴い、ワープロや表計算ソフトのデータを交換する公衆回線を利用したEDI(従来型EDI)から、画像、音声、動画など大容量データを交換できるインターネットを利用した次世代型EDIの導入を推進する企業が増えています。しかし、従来型EDIを導入している企業が次世代型EDIへ移行するには、基幹システムの改修などの周辺環境への影響も考慮しなくてはならず、予想以上の工数が必要となります。また、次世代型EDIを導入しても、新たな取引先企業が従来型EDIシステムを利用している場合、取引先ごとの通信手順やファイル形式に対応したシステムを個別に構築する必要があり、これらのことが次世代型EDIの普及させる上での弊害となっています。

 今回、ビジネスパートナー契約を締結した「ACMSシリーズ」は、従来型の公衆回線を利用した通信手順である全銀ベーシック、JCA手順から、次世代型のインターネットを利用したJX手順までの国内外の数多くの通信手順に対応し、データフォーマットの変換、スケジューリング機能、業務システムや他社製品との連携など、EDIには欠かせない豊富な機能を提供する製品です。「ACMS導入ソリューション」は、「ACMSシリーズ」をベースに、日立システムのEDI/EAI開発の経験豊富な技術者が、企業内外のデータ連携を実現するEDIシステムの導入支援、構築、保守までのサービスをワンストップで提供します。一般的なファイル形式であるCSVやXMLなどのデータ連携に加え、主要なERPパッケージやデータベースとのデータ連携にも対応しているため、取引先の通信手順が従来型でも次世代型でも対応が可能となり、EDIシステム全体の開発工数の低減を図ることが可能です。また、経済産業省が推奨している消費流通業界におけるEDIの標準仕様である流通BMS(*3)にも準拠しているため、同じ仕様を用いたシステムとも容易にデータ連携を実現することが可能です。

 *3 流通BMS(Business Message Standards):消費財流通業界で唯一の標準となることを目標に策定している、メッセージ(電子取引文書)と通信プロトコル/セキュリティに関するEDI標準仕様

「ACMS導入ソリューション」のご紹介

  /acms/

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ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
パートナー営業本部 ドキュメントソリューション営業部 中居(なかい)
TEL : 03-6718-5804
E-mail : acms_sas_support@hitachi-system.co.jp

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。