日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2009年9月9日
株式会社日立システムアンドサービス

品質管理の状況をタイムリーに「見える化」するツールを強化
ソフトウェア品質管理ソリューション「QualityPro」の「品質分析サービス」に適用開始

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、ソフトウェア開発の不良情報やその修正情報などをタイムリーに見える化できる「品質モニタリングツール」の出力機能を強化し、ソフトウェア品質管理ソリューション「QualityPro」の「品質分析サービス」に、10月1日から適用を開始します。

 日立システムでは、長年の間、社内で培ったさまざまな品質管理施策を体系化し、2007年2月より、品質管理におけるコンサルテーションから品質検証作業、品質管理教育までをトータルに支援する、ソフトウェア品質管理ソリューション「QualityPro」を提供してきました。その中のサービスの1つである「品質分析サービス」は、テスト工程の業務効率化と品質の評価・分析を支援するもので、この「品質分析サービス」に「品質モニタリングツール」を適用することで、開発現場への作業負荷を軽減してきました。

 今回、「品質分析サービス」で適用する「品質モニタリングツール」は、工程会議などでテスト工程の進捗報告を行う際にプロジェクト管理者が作成している品質評価報告書の自動作成機能や、あらかじめ登録している関係者への自動メール送信機能を追加したものです。これにより、プロジェクト管理者は、これまで各担当者が登録したテスト項目や品質目標値、不良情報、修正情報、仕様変更情報などをベースに、手作業で報告書を作成していた時間を短縮できるとともに、報告書の書式が統一されることで他のプロジェクトとの比較も容易になります。また、品質分析結果をもとに、開発プロセスの改善を行うことで、継続的なプロセス改善が可能となるなど、ソフトウェア開発全体にかかる工数を大幅に削減することができます。
 この「品質モニタリングツール」は、今年4月から社内で約70のプロジェクトに適用し、作業効率の向上を実現してきました。

 日立システムは、新しい「品質モニタリングツール」の適用で、ソフトウェア品質管理ソリューション「QualityPro」のさらなる強化を図り、ソリューション全体で、今後5年間で20億円の販売を目標としています。

ソフトウェア品質管理サービス「QualityPro」のご紹介

 URL: /qualitypro/

商標名称等に関する表示

 ・QualityProは、日立システムアンドサービスの登録商標です。
 ・記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

商品、ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
営業統括本部 オープンソリューション営業部 中村
TEL:03-6718-5819
E-mail : qualitypro@hitachi-system.co.jp

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