日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2009年10月1日
株式会社日立システムアンドサービス

日立システムがクラウド時代に向け「ハイブリッドインテグレーション」を提供
10月から新組織「SaaS事業推進センタ」を発足

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、クラウドコンピューティングへの企業ニーズを見据えた事業を拡大するために、SaaS事業の企画、営業、システムインテグレーション、構築、運用保守を一貫して推進する新組織、「SaaS事業推進センタ」を10月1日付けで発足し、次世代クラウドコンピューティングを統合した「ハイブリッドインテグレーション(Hybrid_SI)(*1)」を提供していきます。
*1: Hybrid System Integrationの略で、オンプレミス開発とクラウドコンピューティングを統合するサービス名の造語
 多様な社会ニーズへの柔軟な対応と安定した企業活動実現をめざす企業のITシステムとして、自社ですべてを開発し資産を所有するという従来型のオンプレミス開発の形態に加えて、必要なリソースを必要に応じて即時・柔軟に利用する次世代クラウドコンピューティングのITシステムが注目されています。
 日立システムでは、これまで約1万社のITシステムを構築してきた実績とノウハウを活用し、従来型のオンプレミス開発と次世代クラウドコンピューティングの最適な組み合わせをシームレスに統合するサービスを「ハイブリッドインテグレーション」として提供していきます。
 「ハイブリッドインテグレーション」は、仮想化技術を使った既存設備のインターナルクラウド、日立グループ内外のデータセンタを利用したプライベートクラウド、ビジネスプロセスのアウトソ-ス対応、使用量課金によるSaaS型の提供などを取り揃えていき、これらをお客様に最適な形に組み合せることで、従来型の資産所有型ITシステムの利点と次世代クラウドコンピューティングの資産利用型ITシステムの利点との双方を生かしたITシステムを提供していきます。
 さらに、日立グループ内外のデータセンタベンダと連携して、信頼性、可用性の異なるデータセンタ基盤も用意しており、基幹業務などの高信頼基盤から開発用・移行用の一時利用基盤まで、多様なニーズにきめ細かく対応できる多様なニーズにあった基盤群をベースにしたシステムを構築することができます。
 日立システムがSaaS型で提供するソリューションメニューは、多くのお客さまのニーズから生み出した“企業知活用”、“ネットで百科”、“統合文書管理”などを取り揃えています。今後も企業内コラボレーション、会計、人事労務・人財戦略、CRMなど、お客さまの課題を解決する高付加価値ソリューションの拡大を図ります。日立システムは、「ハイブリッドインテグレーション」事業全体で、2013年には約100億円の売上を目標としています。

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