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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2010年3月16日
株式会社日立情報システムズ
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
株式会社日立システムアンドサービス

日立情報、日立ソフト、日立システムが、3社合同CSRセミナーを開催
映画監督 山田火砂子氏による「映像で語る福祉の心」講演会と映画上映会を開催

 株式会社日立情報システムズ(本社:東京都品川区、執行役社長:原 巖、以下 日立情報)、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功、以下 日立ソフト)、株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長 林 雅博、以下 日立システム)の3社は、各社社員を対象に「ソーシャル・イノベーター育成講座~いまこそ、私たちの手で社会変革を」と題し、CSRをテーマとしたセミナーを3回シリーズで開催しています。今年度最終回となる第3回は、映画監督 山田火砂子氏による講演会と同監督作品「筆子・その愛~天使のピアノ」の上映会を、日立情報本社にて3月11日に開催、3社合わせて約60人が参加しました。
 本イベントは、「社会的課題の解決のための事業」や「社会変革に向けた、企業人としての行動のあり方」について考える場として企画したもので、貧困、人権、健康や福祉などの社会的課題をテーマに開催しているものです。CSRの取り組みにおいては「社会的視点を持ち、自社の強みや特徴を生かして世の中に貢献する」ことが重要であり、日立グループの持続的成長のためにも必要なマインドを醸成することを目的としています。
 第一部は、「映像で語る福祉の心」をテーマに山田監督が講演され、重度知的障害者の長女を持つ母親として社会・福祉を取り上げた映画の制作に至った想いや、同氏の作品『石井のおとうさんありがとう』の主人公で日本初の児童養護施設を作った石井十次の人生観などを話されました。第二部では、日本における「障害児教育の母と呼ばれた石井筆子の生涯と日本初の知的障害児施設「滝乃川学園」の創設を描いた同氏の作品『筆子・その愛~天使のピアノ』の上映会を行いました。一人でも多くの障害児に教育を施そうと滝乃川学園を創設した常盤貴子演じる筆子を観た社員からは、「差別のない豊かな人間社会を訴求し続ける山田監督の生き方に感動した」、「障害を持つ人を受け入れる社会であるためには、山田監督のような地道な活動が必要だと痛感した」、「あなたの根本思想は何かとの問いに対する、"無償の愛。他の人に愛を与えること"との筆子の答えに大変共鳴した。世界中の人々の幸福・発展・繁栄に貢献していくため、IT企業として何を成していくのかを考えていきたい」などの感想が寄せられました。
 今後も、日立情報、日立ソフト、日立システムは、社会的課題に対する理解と意識向上を深めていくとともに、事業を通じたCSRの実践に努めてまいります。

会場の様子

福祉映画への想いを語る山田火砂子監督
福祉映画への想いを語る山田火砂子監督
山田監督の講演に聞き入る日立グループ3社の社員
山田監督の講演に聞き入る日立グループ3社の社員

「ソーシャル・イノベーター育成講座」第3回の概要

  • 主催:日立情報、日立ソフト、日立システム(3社共催)
  • 日時:2010年3月11日(木) 16:00-19:00
  • 場所:日立情報 本社
  • 参加者:日立情報、日立ソフト、日立システムの社員
  • 内容:第1部 講演セミナー「映像で語る福祉の心」、第2部 映画上映会「筆子・その愛~天使のピアノ」

山田火砂子氏について

 東京生まれ。戦後女性バンド「ウエスタン・ローズ」で活躍後、舞台女優を経て、映画プロデューサーに。実写版の「はだしのゲン」、「春男の翔んだ空」、「裸の大将放浪記」など数多くの映画を製作・公開。 初の監督作品は、重度の知的障害者である長女とともに歩んできた半生を題材としたアニメ映画「エンジェルがとんだ日(1996年)」。また、「石井のおとうさんありがとう(2004年)」は、平成17年度日本児童福祉文化賞を受賞した。学校・施設・イベント等でも福祉、教育、子育て、平和などをテーマに講演活動も行っており、実績も豊富である。

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