日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2010年9月16日
株式会社日立システムアンドサービス

会計システムと連携した証憑書類管理ソリューションの提供開始
GEMPLANETやZeeM会計との連携で関連書類の自動登録や高速検索を実現

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、取締役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、株式会社日立製作所の「GEMPLANET」や株式会社クレオの「ZeeM会計」の会計システムと連携し、領収書などの証憑書類の管理を効率化できるソリューションの提供を9月21日から開始します。
 昨今、内部統制における評価や監査において、会計システムに登録した内容に対する正確性の根拠として、領収書などの証憑書類の呈示する場面が増えています。しかし、証憑書類を紙による現物証憑のみで保管・管理していることで、現物を探すのに手間がかかったり、持ち出しによる紛失や破損のリスクなど様々な問題が発生しています。
 日立システムでは、これまでも証憑書類を管理するシステムや関連するソリューションを提供してきました。今回、提供を開始するソリューションは、「GEMPLANET Ver.2」や「ZeeM会計」の会計システムで保管・管理の対象となる領収書などの証憑書類の管理を効率化できるシステムを提供します。証憑書類を管理するシステムは、日立システムの文書管理システム「ラビニティOne」をベースに構築します。システムに証憑書類を登録する際に、会計システムから出力されたQRコード付の貼付台紙を利用することで、伝票番号などの情報を入力する必要がなく、スキャニングするだけで自動登録されます。登録された証憑書類は、伝票情報から検索して簡単に表示できます。また、アクセス権の設定で参照権限のない書類の参照を制限したり、必要な証憑書類にスピーディーにアクセスできることで監査業務の効率化を実現できます。
 日立システムは、会計システムにおける証憑書類の電子化や更なる効率化が必要な企業に向け、証憑書類管理ソリューション全体(関連する文書管理システムや会計システムを含む)で2013年度までに約4億円の販売を目標としています。

証憑書類を管理するシステムの特徴

 1.証憑書類をスキャニングするだけで文書管理システムに自動登録
 会計システムが出力するQRコード付き貼付台紙に領収書などを張り、スキャナや複合機にセットしてボタン押すだけで自動登録します。
 2.必要証憑へのスピーディーなアクセスを実現
   会計システムの検索機能にて必要伝票の一覧表示。一覧の中から必要伝票を検索し、その伝票情報を元に文書管理システムの検索画面で証憑書類を検索します。
 3.適切なアクセス権設定や監査証跡ログによる安心のセキュリティを実現
 ・フォルダーや文書へのアクセスを制限でき、アクセス権のない使用者は存在すらわかりません。
 ・監査証跡ログとして操作の履歴を自動的に保存でき、全て操作記録を詳細に確認できます。
 

証憑書類を管理するシステムの利用イメージ

証憑書類を管理するシステムの利用イメージ

各製品に関するホームページ

 会計管理システム「GEMPLANET Ver.2」: /gemplanet_lite/
 会計管理システム「ZeeM会計」      : /zeem_kaikei/
 文書管理システム「ラビニティOne」   : /libinity-one/

商標名称等に関する表示

  • 「GEMPLANET」は、株式会社日立製作所の登録商標です。
  • 「ZeeM会計」は、株式会社クレオの製品です。
  • ラビニティは、株式会社日立システムアンドサービスの登録商標です。
  • その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

製品・ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
関西営業本部 産業システム第1営業部 難波(なんば)
TEL:06-6647-9408  
  

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。