挑戦を拡げるアジリティの高い組織づくり
ボトムアップカルチャーの醸成
双方向コミュニケーション向上
経営層との直接対話の実施
期首に行われる方針説明会に加え、経営層との直接対話の機会を設けるため、職位ごとに社長とのコミュニケーションイベントを20回以上開催しています。
2021年度には、1回につき7名前後の少人数で会社の事業や展望を議論し合うラウンドテーブルミーティングを25回開催しました。また、社長の想いや考えに対する従業員の理解促進を目的に、全従業員を対象にタウンホールミーティングも実施しており、10回以上開催しています。
コミュニケーションの拡充
当社では、コロナ禍以前から、上司・部下、同職位間(組織横断)のコミュニケーションを活性化させるべく、従業員懇談会(夜の酒席から昼の雑談・コミュニケーション機会まで)にかかる費用の補助などを実施してきました。また、従業員間でポイントを付与しあうシステムを導入し、互いに褒め合う文化も醸成しています。
2020年度からは、在宅勤務の本格化に伴い、業務効率と生産性の向上には「各チーム内での心理的安全性の確保」が必要との考え方から、直接的なコミュニケーションに限らない「オンライン会議」などを活用したコミュニケーションの推奨などの新たな取り組みも推進しています。
「1on1」の推進
近年、「1on1」という面談が、組織活性化・従業員のリテンションの観点から注目されてきています。定期的な評価面談に加えて、月1回以上の頻度で、上司と部下の相互理解を深め、部下の成長を支援していく目的で実施する1対1の面談です。実施者のうち81%が役に立ったと回答し、2020年度以降、在宅勤務が主流となりつつある当社の業務スタイルでは、直接的に上司・部下が顔を合わせる機会が少なくなることもあり、各職場での積極的な推進を支援しています。
従業員サーベイの実施とフィードバック
当社グループ全体で共通の従業員サーベイを毎年実施し、従業員のエンゲージメントや各部門の強み・弱みを調査しています。各部門のマネージャーと人財部門が協働して自部門の結果を分析・フィードバックし、それにもとづくアクションプランを立案・実行することを通じて、エンゲージメントを強化し、組織パフォーマンス向上につなげています。

