ジョブ管理JP1/Automatic Job Management System 3
業務システムの自動運用と安定稼働を実現します。
このような課題を解決します!
- オンプレミスとクラウドで、実行する業務が分断されて困る。
- 業務フローの開発に多くの時間と労力を費やしている。
- 業務を独自のタイミングで実行したい。
- 自動化した業務の実行エラーにすぐに気づいて対処したい。
業務フローの開発・実行を効率化・省力化し、さまざまな環境における業務システムの自動運用と安定稼働を実現
各種クラウドサービスと連携した業務や実行条件が複雑な業務の自動化も、ローコード開発で効率化。自動化した業務の状況をリアルタイムで視覚的に表示、問題の迅速な把握・対処を支援します。
主な特長
- 各種クラウドサービスとの容易な業務連携
オンプレミスで実行する業務や、AWSやAzureなどのクラウドサービス、SaaSなどで実行するサーバーレス業務を容易に連携して自動実行できます。
- 複雑な業務フローのローコード開発
- 業務自動化のフロー開発に必要な、標準的な機能を部品として提供。自動化したい業務をGUIで定義できます。
- 複数の処理が終了するのを待ち合わせて次の処理を開始したり、処理結果によって次に行う処理を切り替えたりするなど、実行条件が複雑な業務フローもローコードで開発できます。
- 業務に応じたきめ細かいスケジューリング
- 月次、週次、特定日、休業日振り替えなど、拠点ごとのカレンダーや業務のスケジュールに合わせて実行を制御できます。
- 繰り返し実行する、ファイルが更新されたら実行するなど、指定された契機で業務を自動的に実行できます。
- 業務の進捗や実行状況の監視
- 業務全体の進捗度、正常終了や異常終了、遅延など状態別の実行件数、業務ごとの実行状況を確認できます。
- どこで問題が発生しているかを容易に特定でき、対象業務の再実行・保留などの対処をスムーズに行えます。
Tips
JP1/AJS3の機能の中から、今すぐ実践で使えるTipsを厳選してご紹介します。
JP1/AJS3の便利な機能を使いこなして、ジョブ管理をより快適にしましょう。
JP1/AJS3の便利な機能を使いこなして、ジョブ管理をより快適にしましょう。
- ジョブ管理システム全体の状況をすばやく把握したい
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業務実行を制御するスケジューラーサービスやジョブ管理システムのデータベースなど、ジョブ管理システムの状態を1つの画面で集中監視。
ジョブ管理システムが問題なく動作しているかどうかを、ひと目で確認できます。
- 事象の発生を契機とした実行制御を行いたい
決まった日時や周期で業務を実行するだけでなく、メール受信やファイル作成・更新などの事象発生を契機に業務を実行したり、前提となる複数の業務の終了を確認してから次の業務を実行したりするなど、さまざまな業務を自動化できます。
- 業務量の増加にも柔軟に対応したい
- ジョブの実行先として、複数のサーバーをグループ化した名称を定義できます。グループ内のサーバーにジョブを自動的に振り分けて実行するため、業務量の増加や実行先サーバーの追加・変更にも柔軟に対応できます。
- SAP ERPシステムと連携し、効率よく業務を自動化したい*
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ジョブの1つとしてSAP ERPジョブを定義でき、ほかのジョブと同様に実行、監視ができます。ほかシステムとの連携が容易になり、1つのシステムのように運用できます。SAP ERPジョブを定義する際は、SAP ERPで定義済みのジョブをコピーして利用できるため、効率よくSAP ERPシステムとの連携を実現できます。
* JP1/AJS3 for EAPの購入が必要です。
- PCで行う業務を自動化したい(RPA活用含む)*
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RPA製品で行う業務やデータ集計など、PCで行う定型業務を、事前の準備作業や後処理と合わせて一連の業務として実行、監視ができます。PC業務と基幹業務との連携が容易になり、業務自動化の範囲を拡大できます。
* JP1/CPAおよびJP1/CPA Option for AJS3の購入が必要です。
- 計画的に業務を自動で切り替えたい
- 業務の変更時には、運用中の業務を停止することなく計画的にジョブネットの切り替えができます。事前に追加・変更したジョブネットを登録しておけば、決められた日時に自動で変更後の業務に切り替わります。
- 画面上の業務運用情報を報告書に活用したい
- 画面に表示される定義情報や予実績情報をファイルに出力して利用できます。出力する項目を選択できるため、画面に表示されるジョブネットフローの定義内容を紙面で確認したり、実行予実績の報告書を作成するなど、幅広い場面で活用できます。出力時のファイル形式も、CSV、Microsoft Excel、PDFと用途に応じて選択できます。
- ジョブ定義情報を一括収集・反映したい*
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ジョブ定義情報の収集・変更・反映といったジョブ変更時の一連の作業は、Microsoft Excelの検索や一括置換などを利用することで効率よく行えます。複数の担当者が担当業務ごとに変更した内容を1つのファイルにまとめてインポートすることで、変更内容を一度に反映できます。開発サーバー用のサーバー名などの定義情報をMicrosoft Excelで本番サーバー用に変更したあと、本番環境に一括で反映するときなどにも効果を発揮します。
* JP1/AJS3 - DAの購入が必要です。
JP1/AJS3 関連ソリューション
これからJP1/AJS3製品を導入予定のお客様およびすでにご活用中のお客様向けに、次のようなサービスも提供します。
- これからJP1/AJS3を導入予定のお客様へ
- ご使用中のJP1/AJS3をバージョンアップ予定のお客様へ
- JP1/AJS3のディザスタリカバリ対応を検討しているお客様へ
- JP1をオンプレからクラウドに移行を検討しているお客様へ
- オンプレ環境からクラウド環境への移行を検討されているお客様へ
- ご使用中のJP1/AJS3に関する稼働状況の診断をご要望のお客様へ
- 現在使用しているJP1以外のジョブ管理製品をJP1に移行したいお客様へ
- JP1とHULFTを効率的に連携したいお客様へ
- Hadoopを使ったデータの収集から分析まで一連の業務を自動化したいお客様へ
- ジョブの遅延による業務障害の発生を未然に防ぎたい、障害対応時間を軽減したいお客様へ
【略称一覧】
- JP1/AJS3 : JP1/Automatic Job Management System 3
- JP1/AJS3 - Manager : JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager
- JP1/AJS3 - DA : JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant
- JP1/AJS3 for CSA : JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications
- JP1/AJS3 for EAP : JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applications
- JP1/CPA : JP1/Client Process Automation
- JP1/CPA Option for AJS3 : JP1/Client Process Automation Option for Automatic Job Management System 3
- AWS : Amazon Web Services
- Azure : Microsoft Azure
- GCP : Google Cloud Platform
- OCI : Oracle Cloud Infrastructure
- Amazon S3 : Amazon Simple Storage Service
- ERP : Enterprise Resource Planning
- RPA : Robotic Process Automation
※JP1製品 紹介用画像提供:株式会社 日立製作所