ソフトウェア品質向上
ソリューション

リバースエンジニアリング支援

リバースエンジニアリング支援環境をオンプレミス構築し、すでに完成したソースや完成品をプライベートクラウド経由で当社へ提供いただければ、ソースの解析を実施し、仕様説明資料やプログラムの構成・全体構造を把握できるように支援します。なお、解析結果はオンラインで報告します。

支援内容

（1）支援環境はオンプレミスのため安心・安全

ソースを含めた解析データが自社内にあるため、外部の脅威から保護しやすく、セキュリティ面は安心・安全です。

（2）古いプログラム言語にも対応

近年、技術者の確保はもちろんのこと、解析ツール自体の入手も非常に難しくなってきている、FORTRAN、PascalやC言語も解析対象です。ほかにはJava、VB.net、Pythonなどにも対応します。

（3）全体構造を理解しやすく可視化

コード生成に特化したLLMにより、コメントのないコードからも処理内容や構造を解析して可視化します。
ソースコードからモジュール関連図を自動生成します。修正時の影響範囲が一目瞭然です。

導入効果

開発効率の向上

ソフトウェアの改修を行う際、既存のソースを正確に理解しておく必要があります。仮に設計書や仕様書があったとしても、プログラマーがすべて理解できているとは限りません。
そこでソースを直接読むリバースエンジニアリングを行うことで、プログラマーのソース理解を深めることができます。この理解を深めることで、コーディング速度を速めることや作り込むバグの数を減らすことを可能にし、結果、開発効率を向上させることができるようになります。
設計書や仕様書が無いソースの復元が可能

最も考えられるものが、ソースに対する設計書や仕様書がないという状況です。設計書や仕様書がないと、その後の開発作業や保守運用業務、修正などの業務に支障を来してしまうため、その状況を放置することはできません。したがって、既存のソースを解析してリバースエンジニアリングを行い、これらのドキュメントの復元が必要不可欠です。
セキュリティの強化

脆弱性を検出して修正、セキュリティを強化することができます。サイバー犯罪の数は年々増加しています。そのサイバー犯罪の被害により情報漏洩などを起こした場合、企業は社会的にも金銭的にも大きな損害を被ります。したがって、ある程度のコストをかけてでも、ソースを解析してセキュリティを強化すべきです。