日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2014年7月23日
株式会社日立ソリューションズ

ファイルサーバの運用改善からクラウド活用まで様々な課題を解決する
「ファイルサーバ運用管理ソリューション」を提供開始
-オンプレミスとクラウドを組み合わせ、効率的なファイルサーバ運用を実現-

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、ストレージの提供からファイルの利用状況の見える化、クラウドによるバックアップサービスまで、ファイルサーバ運用に関わる課題を解決し、運用負荷軽減や運用コスト削減を実現する「ファイルサーバ運用管理ソリューション」の提供を、7月23日から開始します。
 「ファイルサーバ運用管理ソリューション」は、ファイルサーバの見える化やアクセス権管理の現場移管による業務効率化、ファイルサーバ統合による運用コスト削減、コスト効率の高いクラウド活用など、ファイルサーバ運用管理をワンストップで支援します。これにより、企業は、ファイルサーバに関する課題をまとめて解決することができ、導入・管理のトータルコストが最大で約3割削減できます※1

※1 利用容量10TBで、5年間の総トータルコストを比較したケース(当社調べ)

昨今、文書や画像、映像など、電子コンテンツが増大する中、企業の情報システム部門は、ファイルサーバのハードディスクの容量不足に対応するため、サーバを急速に増設しています。それに伴い、サーバの保守費用や増え続けるファイルの整理、アクセス権の管理、バックアップ作業、情報漏洩対策、監査対応など、その業務負担が増大しています。また、クラウドの普及が進む中で、ファイルの保管やバックアップ先にクラウドを活用したいというニーズも増えています。

そこで、日立ソリューションズでは、ファイルサーバに関するこれらのさまざまな課題をまとめて解決する「ファイルサーバ運用管理ソリューション」の提供を開始します。「ファイルサーバ運用管理ソリューション」は、日立ソリューションズの「MEANS(ミーンズ)ファイルサーバスリム化ソリューション」をはじめ、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立製作所)の仮想ファイルプラットフォーム「Hitachi Virtual File Platform」および日立ソリューションズのファイルサーバに関するソリューション連携で構成されます。

これにより、企業は自社の課題にあった最適なソリューションを適用してファイルサーバに関する課題をワンストップで解決でき、運用負荷を軽減し、運用コストを削減できます。また、日立ソリューションズは、「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」を中心に、日立ソリューションズでの自社利用や幅広い業種のシステム構築で培ったノウハウを基に、業務の効率化やコスト削減、セキュリティ対策、BCP対策など、ファイルサーバの運用管理を幅広く支援していきます。

日立ソリューションズは日立製作所とともに、今後もIT基盤やコンテンツ活用など、情報システム部門の業務効率化とサービス向上を幅広く支援していきます。

■ 「ファイルサーバ運用管理ソリューション」が解決する課題

「ファイルサーバ運用管理ソリューション」が解決する課題

※ VFP:Hitachi Virtual File Platform

■ 構成する商品情報

1. 「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」

 ファイルサーバを定期的にクローリングし、ファイルの利用状況を可視化します。また、管理者が決めたファイル管理のルールに従って、ファイルサーバ内の不要なファイルの候補を抽出し、ユーザーに定期的に削除を促します。これにより、ファイルサーバの利用容量の削減を効率良く実現し、ファイルサーバの運用、管理の負荷を軽減します。
 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/means_slimserver/

2. 「活文 Hybrid Storage Manager」

 企業内のストレージから利用頻度の低いファイルを自動選別し、暗号化した後、Amazon S3に自動的に移動することで、企業内のストレージの空き容量を増やします。これにより、企業内のストレージの増設を抑え、増設に伴うアンチウイルスソフトやバックアップソフトの導入コストやメンテナンスなどのトータル運用コストの低減を実現します。
 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/katsubun-hsm/

3. 「活文 File Server Access Controller」

 企業の情報システム部門に代わり、現場のファイルサーバ利用者の中から選出した運用代行者が、Webブラウザー上でファイルサーバ内のフォルダへのアクセス権管理を行うことを可能とするものです。現場運用者が、ブラウザーの画面上から、フォルダへのアクセス権が与えられているグループに対して職場のメンバーの追加や削除を行うと、本商品はその結果をActive Directoryとファイルサーバに適切に反映します。
 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/katsubun-fac/

4. 仮想ファイルプラットフォーム「Hitachi Virtual File Platform」(株式会社日立製作所)

 メールや画像、映像といった非構造化データをセンターに集約し、データの一元的な管理とストレージ容量の柔軟な利用を可能とするコンテンツクラウドを実現するファイルストレージ製品である仮想ファイルプラットフォームです。大容量・高性能要件に柔軟に対応できるノード単体で提供するモデルで、接続するディスクアレイ装置のモデルや台数など構成の自由度が高く、柔軟なシステム設計が可能です。
 URL: http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/products/vfp/

5. クラウドストレージソリューション「Cloud On-Ramp」(株式会社日立製作所)

 企業などの複数拠点・部門にファイルストレージ「Hitachi Virtual File Platform」を設置し、各拠点・部門のファイルデータを、データセンター内のバックアップ/アーカイブストレージ 「Hitachi Content Platform」へ自動的に集約して、一元的な管理を実現します。クラウドストレージの導入を検討するときに、多くのシステム管理者が重要視するのが「管理負担の軽減」「低コスト」「容易な移行」の3点です。「Cloud on-Ramp」 では、独自の特徴でこれらの課題を解決するとともに、災害時のBCP(事業継続計画)としても利用可能です。
 URL: http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/cor/

6. サーバアクセスログ「ALog ConVerter」(株式会社網屋)

 サーバの複雑なアクセスログを解析し、ユーザーの操作履歴に変換し、分かりやすく整理することで、ログ監査を行うものです。「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」はこのアクセスログを活用し、ユーザーからアクセスのあったファイルだけを対象にインデックス収集することで、大幅な収集時間の短縮を実現します。これによって、サーバ管理者はサーバの規模に関わらず、毎日インデックス収集を行うことができるようになります。
 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/alog_converter/

■ 価格

ソリューション名 価格(税別)
ファイルサーバ運用管理ソリューション 個別見積もり

■ 販売開始時期

2014年7月23日

■ 製品紹介URL

■ イベント・セミナー開催のご案内

イベント名 Hitachi Platform Solutions World 2014
日時 2014年7月29日(火) 12:00-18:00(12:00受付開始)
場所 ロイヤルパークホテル(東京・水天宮)
概要 本イベント内でファイルサーバ運用管理ソリューションの講演と展示を行います。
講演では、東京女子大学 女性研究者支援室の江頭説子氏をゲストにお迎えして、MEANSの開発に加わった女性エンジニアとトークセッションを行います。
<詳細・お申込み>
http://www.hitachi.co.jp/products/it/unified/it-pf/hpsw/
セミナー名 好機到来!今こそファイルサーバ管理を見直すチャンス!
~Windows Server 2003サポート終了時を契機に考えたいポイントとは~
日時 2014年9月12日(金)14:30~17:00 (14:00受付開始)
場所 株式会社 日立ソリューションズ 本社別館
〒108-8250 東京都 港区港南2-18-1 JR品川イーストビル20F セミナールーム
概要 Windows Server 2003の移行をはじめ、ファイルサーバリプレースにおける効率的なデータ移行やファイルサーバ運用改善、クラウド活用など、ファイルサーバ運用管理に課題を抱えているあらゆる企業にとって最適なソリューションを事例を交えてご紹介いたします。
基調講演では、日経BPイノベーションICT研究所 上席研究員の千場一彦氏を講師としてお迎えし、ファイルサーバの最新動向についてご講演いただきます。
<詳細・お申込み>
http://www.hitachi.co.jp/it-pf/file-mng/

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:ブランド・コミュニケーション部 広報・宣伝グループ
担当:竹谷、安藤
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ MEANS、活文、ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ Virtual File Platform、Cloud on-Rampは、株式会社日立製作所の登録商標です。
※ ALog ConVerterは、株式会社網屋の登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)