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日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2022年3月24日
株式会社日立ソリューションズ

早稲田大学と日立ソリューションズが
「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」セミナーを共同開催

データ倫理とセキュリティの観点からAI・データサイエンスの活用を考えるセミナーを実施

 学校法人早稲田大学 データ科学センター(所在:東京都新宿区、所長 松嶋 敏泰)と、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、3月9日、「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」セミナーを早稲田大学の学生向けにオンラインで共同開催しました。本セミナーに72名が参加しました。
  セミナーでは、データサイエンス分野の次世代人財育成を目的に、セキュリティやデータ倫理の視点でAI(人工知能)やデータサイエンスのビジネス活用とリスクを考える基調講演やパネルディスカッションを行いました。
  主に医療分野におけるデータ倫理を産学連携で研究する早稲田大学 横野 恵 准教授に加え、日立ソリューションズからは、AIを活用した空港の保安検査の実証実験に取り組む社員、ホワイトハッカーやセキュリティコンサルタントを務める社員が登壇し、「AI・データサイエンスのビジネス化と直面するリスク」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。
  登壇者が、データ倫理やガバナンス視点での国内外の最新動向を紹介し、AI・データサイエンスの活用を加速させるための課題などについて、ディスカッションするとともに、参加者もアンケートで意見を投稿するなど、次世代を担う学生たちが未来の社会のデータ活用を考える機会となりました。

■ セミナー実施の背景と目的

日立ソリューションズは、長年にわたるセキュリティ事業で培ったノウハウを次世代人財育成に生かすことを目的に、早稲田大学と学術協定を締結し、2019年から情報セキュリティの授業を実施しています。
  昨今、AIやIoT、ビッグデータなど、技術の進歩に伴い、データサイエンスの利活用が本格化する一方で、プライバシー侵害やサイバー攻撃によるセキュリティの確保が課題になっています。
  プライバシー侵害においては、2018年5月に欧州でGDPR*1が施行され、個人データの法的保護を強化する動きが世界的に広がっており、国内でも、2022年4月から、改正個人情報保護法が施行されます。そのため、企業はデータを取り扱う上で、法律や規制を守るだけでなく、倫理的な取り組みやその基盤となる考え方(データ倫理)が必要であるという認識が広がっています。
  そこで、日立ソリューションズは早稲田大学とともに、産学連携でデータ倫理を研究する横野准教授や、ビジネスの最前線でセキュリティの課題解決に取り組む社員による「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」セミナーを実施し、次世代を担う学生たちと未来社会において安全・安心なデータサイエンスの活用について、考える場を設けることにしました。

*1 :General Data Protection Regulation:EUにおける個人情報保護のための規則

■ 「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」セミナーについて

両者は、サイバーセキュリティ月間の2020年3月9日、学生を対象にセミナーを開催しました。

<講演①:日立ソリューションズ AI活用事例>
  講演①では、日立ソリューションズ セキュリティプロダクト本部 先端セキュリティ開発部の熊谷 仁志が「空港のX線検査へのAI活用事例」をテーマに講演を行いました。空港での実証実験やAIによる解決の仕組みをX線検査画像のクイズを交えて紹介し、AIはお客様の課題解決を行うための手段であることを伝えました。

<講演②:早稲田大学 セキュリティとデータ倫理>
 講演②では、早稲田大学社会科学総合学術院 横野 恵 准教授より、「最新のデータ倫理・ガバナンスに関する議論や研究のご紹介」をテーマに講演を行いました。

<パネルディスカッション:AI・データサイエンスのビジネス化と直面するリスク>
  パネルディスカッションでは、早稲田大学 データ科学センター 小林 学教授をモデレータに、パネリストとして早稲田大学 横野准教授、日立ソリューションズ ホワイトハッカーの米光 一也、セキュリティエバンジェリストの扇 健一、熊谷 仁志が登壇しました。
  「AI・データサイエンスのビジネス化と直面するリスク」をテーマに、AIへのビジネス活用への過度な期待があることや、AIを使ったビジネスにおける責任の所在、データ取得・分析・活用におけるプライバシーの課題について議論を行いました。「AIの精度は、手荷物検査や音声認識、手術といった技術を活用する目的により許容できる範囲が異なる」「AIだけでなく、セキュリティ対策においても100%の精度を求めるお客様が存在する」「マルウェアの判定などにAIを活用しているが、AIには得意分野と不得意分野があることを認識して活用することが必要」「セキュリティ製品は対策の代替手段がなかったので普及したが、AIは代替手段が存在する点に違いがあり、匠の技術が優れている国内では導入が慎重な傾向がある」「AIによる判断やデータの取得において、欧米と異なり国内では差別を禁止する明確な規制がない」「ルール作りの必要性について社会的に議論が必要だという考えを醸成していく必要がある」といった意見があがりました。

■ 参加者からアンケートで寄せられた声・感想

講演について、アンケート回答者全員から有意義だったと回答があったほか、以下の意見が得られました。

  • AI・データサイエンスのビジネス化の課題について、具体例を通して理解できてよかった。
  • AIに100%の精度を期待しているお客様に納得いただくための対応策は勉強になった。
  • 今後のキャリアで生かしていくために、データの取り扱いに関する心構えや注意点がイメージできて有意義だった。

■ セミナー開催概要

テーマ:「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」
URL:https://www.waseda.jp/inst/cds/news/2934
日時:2022年3月9日(木)13:00~15:30
形式:オンライン(Zoom)にて開催
主催:早稲田大学データ科学センター
    株式会社日立ソリューションズ
共催:早稲田大学高度データ関連人材育成プログラム
開催報告:https://www.waseda.jp/inst/cds/news/3098

■ 日立ソリューションズと早稲田大学との取り組み

早稲田大学 データ科学センターは、AI、IoT、ビッグデータなどのデータサイエンス分野における高度な専門知識を持つ人材育成に取り組んでいます。
  日立ソリューションズは、セキュリティ分野で、AI(人工知能)や生体認証などを活用し、コンサルティングからシステム構築、運用、教育まで、企業のニーズに合った最先端のソリューションをトータルに提供してきました。
  日立ソリューションズは、セキュリティ事業のノウハウを次世代人材育成に生かすことを目的に、ホワイトハッカーやセキュリティコンサルタントが講師となり、「未来社会を創るセキュリティ最前線」(2020年まで「情報セキュリティの現場論」)の講座を正規科目として2019年から毎年実施しています。2020年2月にはセキュリティをはじめとするデータサイエンス分野の人材育成および産学連携促進を目的に学術交流協定を締結しました。2020年2月には、「巧妙化するサイバー攻撃、ビジネスメール詐欺をAIで守れるか」をテーマに、シンポジウムを共同開催し、2021年3月には「AI最新トレンドから考える未来社会データ活用」をテーマにオンラインセミナーを共同開催しました。
  さらに、日立ソリューションズは、データサイエンスに関わる産官学連携による社会課題解決を目的に設置しているコンソーシアムにも参画しています。その中で、データサイエンス分野の実践的な教育機会としてインターンシップを実施するほか、社会人が専門知識を取得するために学び直しをするリカレント教育においても、教育プログラムの開発・運用に協力していきます。また、早稲田大学が実施する「データサイエンスアイデアコンテスト」「データサイエンスコンペティション」には、日立ソリューションズの社員が審査員として参加しています。さらに、日立ソリューションズは、早稲田大学の幅広い専門分野の教員や研究者との交流を図り、高度情報社会を支える最先端のセキュリティの研究に取り組んでいきます。

■ 講座「未来社会を創るセキュリティ最前線」について

日立ソリューションズは、2019年から毎年、早稲田大学のデータ科学センターの正規科目として、セキュリティの基本知識と実践的なスキルを学ぶことを目的に授業を実施しています。
  授業では、第一線で活躍するホワイトハッカーやセキュリティコンサルタントが講師を務め、企業が直面するセキュリティの課題やその対策について、ケーススタディやハッキング体験などを通じて行われ、ました。来年度も6月より「未来社会を創るセキュリティ最前線」を開講する予定です。

■ 日立ソリューションズのセキュリティ事業

日立ソリューションズは20年以上、官公庁や、金融、製造、流通など、さまざまな業種の企業に向けて、エンドポイントからネットワークまで、セキュリティの課題解決をトータルに支援してきました。その対象は、情報セキュリティから制御セキュリティ、クラウドサービス、IoT分野まで多岐にわたります。
  情報漏洩防止ソリューション「秘文」などの自社製品に加え、AIを活用した次世代マルウェア対策製品BlackBerry Protectなど、海外の先進企業と連携した、アライアンス製品もいち早く提供してきました。
  さらに、「社内セキュリティスキルコンテスト」などのさまざまな施策や日立グループの教育制度を活用し、高度セキュリティ人材を育成しています。
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/security/sp/

■ 日立ソリューションズの社会貢献活動

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<報道機関からのお問い合わせ先>

株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:多田、安藤]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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