日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

ニュースリリース

2013年3月8日
株式会社日立ソリューションズ

農業を支援する生産履歴管理・農薬適正使用クラウドサービスの提供を開始
農薬の使用可否を散布前に判定するシミュレーションにより、適正な使用を支援

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、生産履歴管理・農薬適正使用システム クラウドサービス「栽培くん」の提供を、2013年3月11日から開始します。

作物の生産・流通の現場では、食の安全・安心に向け、農作物の出荷や流通段階で農薬使用履歴の確認が行われています。また、これらの生産履歴は食の安全・安心の証明目的だけではなく、GAP*1への利用や営農の改善に活用する動きも活発化しています。使用基準を満たしながら、農薬をいかに有効に使うかが重要である一方、使用基準は、作物や病害虫・雑草ごとに異なり、成分ごとの使用回数、使用時期、希釈倍率などが細かく規定されており、使用方法の適正判定が複雑であるのが現状です。

*1: GAP:Good Agricultural Practice(農業生産工程管理)

本サービスは、圃場ごとに品目・品種、播種日、定植日、収穫日、農薬の使用状況、肥料の使用状況などの栽培履歴を記録・管理することで、農薬の適正使用に向けて生産者を支援します。具体的には、生産者がインターネット環境で日々栽培履歴を記録したり、農薬シミュレーション機能により農薬の使用方法が農薬使用基準に適合しているかを農薬散布前に確認したりすることができます。

日立ソリューションズは、全国農業協同組合連合会東京都本部(以下、JA全農東京) と東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)の協力の下、本サービスを開発しました。なお、本サービスは、2013年1月1日から先行的にJA全農東京管内にある14のJAと所属する生産者に利用されています。

日立ソリューションズは、2004年の農業情報管理システム「GeoMation Farm」の発売を機に農業ITに取り組み、営農情報の管理システムによる農業の見える化と蓄積した情報を活用した農業の効率化を支援してきました。今後も、クラウドやビッグデータなど、新たな技術を農業の現場に適用することで、農業の生産性向上や作物の品質改善を支援していきます。

■ 生産履歴管理・農薬適正使用システム クラウドサービス「栽培くん」の特長

1. 正確な農薬基準判定

 一般社団法人日本植物防疫協会が提供する農作物病害虫防除の最新農薬登録データ(JPP-NET)と照合し、農薬の使用方法が適正かどうかを正確に判定し、誤った農薬使用を未然に防止することができます。

2. 作物名と病害虫名などにより農薬検索が可能

 作物名、病害虫名、散布目的などの入力で即座に農薬検索が可能です。

3. インターネット環境で農薬散布や作業履歴の登録と参照が可能

 生産者は、インターネット接続環境でパソコンから直接入力したり、履歴を参照したりすることができ、圃場ごとに記録・管理を行い、いつでも栽培履歴を提出することができます。 農薬検索や生産履歴の参照にはタブレットPCやスマートフォンの利用も可能です。また、生産履歴シートに記帳してFAXで送信する従来のFAX-OCR方式や、生産履歴シートを管理者がスキャナを利用して登録する方法でも利用することができます。

4. 情報漏洩リスクを大幅に低減

 NTT東日本が提供するセキュリティの高い、安心なネットワーク(フレッツ光ネクストを用いたフレッツVPNワイド等)を選択することにより、生産者の氏名や住所情報などの情報漏洩リスクを大幅に低減することができます。

※回線の利用料、通信料等が別途発生します。

5. 短期間・低コストでシステムの導入と運用が可能

 サーバーやソフトウェアの購入が不要であり、短期間・低コストでシステムを導入できます。
 サーバーの維持管理が不要なため、システム管理者の負荷を軽減した運用が可能です。将来のシステム拡張も低コストで対応することができます。

■ 主な機能

機能 内容
生産者向け機能 圃場管理、栽培状況管理、出荷履歴管理など
管理者*2向け機能 栽培状況管理、出荷履歴管理、栽培履歴管理用記帳シート登録、 農薬・肥料などのマスタデータ管理など

*2: 管理者とは、農業生産法人の代表者や農業団体(JAなど)の指導員などが該当します。

■ 価格(JA向け) *3

サービス名 サービス内容 価格(税込)
クラウドサービス加入料 システム環境設定、生産者・作物マスタ登録、農薬DB調整、動作確認テストなど \1,575,000
クラウドサービス年間利用料 クラウド環境、監視サービス、アプリケーション、ヘルプデスクの利用など \1,470,000~
※対象となる生産者数に依存します。

*3: JA向け以外の提供価格は、今後設定予定です。また、本サービスの利用には、JPP-NETの利用料など別途費用が発生します。

■ 販売開始時期: 

2013年3月11日

■ JA全農東京について

 JA全農東京は、農業協同組合法に基づき、農業生産に必要な生産資材や組合員の暮らしに係る生活用品の共同購入、農畜産物の流通・販売、農業に関する技術・経営の指導や助言等の幅広い事業を展開しています。なお、JA全農東京は、全国農業協同組合連合会東京都本部の愛称です。

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田、関口
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「GeoMation」、「GeoMation Farm」、「栽培くん」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)

日立ソリューションズのご紹介
日立ソリューションズは、お客様の業務ライフサイクルにわたり、豊富なソリューションを全体最適の視点で組み合わせ、ワンストップで提供する「ハイブリッドインテグレーション」を実現します。