日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

プレスリリース

2026年10月30日
Hitachi Solutions America, Ltd.

(本件は、アメリカ・アーバインにおいて、10 月 21 日(水)に発表したリリースの抄訳版です。)

日立ソリューションズアメリカがNVIDIAと協業し、企業のデータ活用とAI導入準備を加速【お知らせ】

企業のデータ活用を支える統合データ基盤にNVIDIA cuDFを組み込み、データ活用基盤の高度化とAI活用を支援

 Hitachi Solutions America, Ltd.(本社:米国、CEO:Roger Lvin/以下、日立ソリューションズアメリカ)は、10月21日、半導体およびAIコンピューティングのリーディングカンパニーであるNVIDIAと協業を開始しました。本協業は、日立ソリューションズアメリカの統合データ基盤に構造化データ処理をGPUで高速化するNVIDIA cuDF*1を組み込み、企業におけるデータ活用の高度化とAI活用の加速を支援するものです。
  本協業により、日立ソリューションズアメリカが有するエンタープライズ向けデータモダナイゼーションの知見と、企業のデータ活用を支える統合データ基盤に、NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティング技術を組み合わせたソリューションを提供します。これにより利用者は、データ処理の高速化やインフラ利用効率の向上を図るとともに、大規模なAI活用を支えるデータ基盤を構築できます。また、本ソリューションにより、既存のデータ活用基盤への投資を維持しながら、GPU*2を活用したデータ処理の高速化に向けた評価や検証、最適化を行うことが可能になります。
  近年、データ分析や生成AIの活用拡大に伴い、企業が扱うデータ量は急速に増加しています。その結果、データ変換や処理プロセスの効率化が重要な課題となっています。日立ソリューションズアメリカとNVIDIAは、本協業を通じてGPUによる高速データエンジニアリング機能の活用を容易にし、企業のデータ活用の高度化を支援するとともに、運用負荷の軽減やインフラコストの最適化に貢献していきます。

*1 NVIDIAが提供する、GPUを活用して大規模データの処理や分析を高速化するソフトウェア群。既存のデータ分析基盤と連携し、AI活用やデータ分析に必要な処理時間の短縮や運用コストの削減を支援する

*2 Graphics Processing Unitの略。大量のデータを並列に処理できる高性能な演算装置。画像処理に加え、AIやデータ分析の高速化に活用されており、NVIDIA cuDFはGPUの処理能力を利用してデータ処理を高速化する

■ 日立ソリューションズアメリカCEO Roger Lvin氏からのコメント

「AIは、お客さまにとって業務の進め方や価値創出の在り方を見直す大きな機会をもたらしています。日立ソリューションズアメリカは、ビジネスに関する知見、データ活用の専門性、そしてマイクロソフト社のエコシステムの強みを組み合わせることで、お客さまの変革を支援しています。今回のNVIDIAとの協業により、構想段階から実装・運用までを一貫して支援し、お客さまのビジネストランスフォーメーションの加速に貢献していきます。」

■ NVIDIA エンタープライズソフトウェア担当バイスプレジデント John Fanelli氏からのコメント

「あらゆる業界の企業が、膨大なデータ量をより効率的に処理する方法を模索するとともに、高度なデータ分析を全社規模で展開するための基盤づくりを進めています。データ活用を支える統合データ基盤において、NVIDIA cuDFを利用することで、企業がデータ処理ワークフローを高速化し、データへの投資からさらなる価値を引き出せるようになります。」
  日立ソリューションズアメリカが保有する統合データ基盤は、マイクロソフトの技術をもとに、企業データの取り込みから変換、ガバナンス、運用までを一貫して支援する再利用可能なフレームワークおよびアーキテクチャを提供します。これにより、企業のデータ活用基盤の構築や運用の効率化を支援します。さらに、NVIDIA cuDF を組み込むことで、Apache Spark*3をはじめとする分析処理をGPUで高速化します。利用者は複雑な環境構築を行うことなくGPUの処理能力を活用できるため、導入負荷の軽減と早期の価値創出を図ることが可能になります。
  すでに顧客環境においても成果が確認されており、製造業向けデータ処理を対象としたベンチマークでは、NVIDIA cuDFを活用した構成によりデータ処理にかかるコストを最大で約83%削減しました。また、評価対象となったすべての処理において、従来のCPU*4中心の処理環境と比較して低コストでの実行を実現しています。さらに、一部の処理では性能向上も確認されており、GPU活用によるコスト削減と処理性能向上の両立が期待できます。
  本協業はすでに製造業や産業分野において成果を上げており、大規模データ処理やオペレーショナルインテリジェンス、デジタルツイン、AI活用などに向けた取り組みを支援しています。これにより、利用者が求める効率性と拡張性を備えたデータプラットフォームの実現に貢献しています。両社は今後も、産業分野におけるAI活用や次世代分析ソリューションの開発を推進し、共同での技術開発や新たな価値創出をめざしていきます。
  本ソリューションは、ワークロードの評価や性能検証、最適なアーキテクチャの導入からGPUを活用したデータパイプラインの運用までを一貫して支援します。これにより、企業はAI活用に向けたデータ基盤の高度化を計画的かつ効率的に進めることができます。両社は今後、共同での市場開拓活動や顧客とのイノベーション創出に向けた取り組みを推進するとともに、業界特化型ソリューションの開発も検討しています。これにより、企業が最新のデータ基盤から本格的なAI活用へと移行するための取り組みを支援していきます。

*3 大量のデータを高速に処理、分析するためのオープンソースのデータ処理基盤。

*4 Central Processing Unitの略。コンピュータの演算や制御を担う処理装置。従来のデータ処理基盤では主にCPUが処理を担っていた。

■ 日立ソリューションズアメリカについて

日立ソリューションズアメリカは、日立ソリューションズグループのグローバル事業を担う中核企業です。日立ソリューションズは、お客さまごとの課題に応じたアドバイザリー、コンサルティング、テクノロジーソリューションを提供し、持続可能なビジネストランスフォーメーションを支援しています。財務、営業、サービス領域における業務変革をはじめ、ローコード開発やAI・データ活用に関する豊富な知見を有しています。
  また、グローバル事業においてMicrosoftテクノロジーを中核に据え、Microsoftのビジネスアプリケーション、クラウド、AI、データプラットフォームを活用したソリューションを提供しています。本社を東京に置き、北米、欧州、インド、アジア、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各地で事業を展開しています。日立ソリューションズは、株式会社日立製作所のデジタル事業を担う中核企業の一社として、お客さまとともに新たな価値創出と事業変革の実現に取り組んでいます。

お問い合わせ
プレスリリースに関する
お問い合わせ・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ

<報道機関からのお問い合わせ先>

株式会社日立ソリューションズ 経営企画本部 広報部 [担当:高橋、竹谷]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)

お問い合わせ プレスリリースに関するご質問・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ