ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：林 雅博／以下、日立ソリューションズ)は、ポータブル型電子黒板の新製品「StarBoard Link EZ（スターボードリンクイージー）」の日本における発売を７月５日より開始します。本製品では、世界で初めて*ポータブル型における指操作を実現しました。ポータブル型は黒板やホワイトボードに取り付けて使用するタイプであり、複数の教室で使うために持ち運びをしたい、安価に電子黒板を導入したいという要望に応える製品です。また、新製品発売に合わせ、StarBoardシリーズ共通のソフトウェア「StarBoard Software」のユーザーインターフェースを大幅に刷新し、利便性を向上しました。

*当社調べ

　日本国内では、学校ICT環境整備事業やフューチャースクールといった学校施設改善事業などにより、教育現場におけるICT機器導入が進んでいます。当社は、電子黒板「StarBoard」のプラズマテレビ一体型を中心に販売を行ってきましたが、このたび、ポータブル型「StarBoard Link EZ」の発売を開始することで教育現場のさらなるICT化を目指します。
　本製品では、世界70カ国以上での販売実績を生かした製品開発により、ポータブル型における指での操作を可能とし、電池を使用する電子ペンのランニングコストの削減につながります。また、ポータブル型なので、必要な時に必要な場所での利用が可能となるうえ、設置費用の削減により低予算での導入が可能となります。
　日立ソリューションズは、今後も、学校の先生や教育機関からの要望を反映しながら教育現場のICT化を目指し、電子黒板「StarBoard」を中核としたコンテンツ配信まで含めたソリューションビジネスをグローバルに展開していきます。

全世界のStarBoardユーザーの要望を基に、「StarBoardシリーズ」の全タイプに共通するソフトウェアである「StarBoard Software」を大幅に刷新し、使いやすさ・機能を向上しました。ユーザーインターフェースを大幅に改良したほか、学校向けコンテンツを充実し、授業における使いやすさを実現しました。

• ユーザーインターフェースの変更
  以前のバージョンからユーザーインターフェースを大きく変更し、今まで以上に直観的な操作を実現しました。ナビゲーションを分かりやすく配置し、直感的に理解できるユーザーインターフェースとなりました。
• 学校向けコンテンツの充実
  数学、地理、理科などの小学校向けのコンテンツを追加しました。数学のコンテンツは、Cambridge-Hitachi社が独自開発しています。充実したコンテンツを利用することで、教材づくりなどの授業準備時間の短縮を実現します。
• 多言語対応
  2011年から実施されている新学習指導要領では、小学校において外国語活動が実施され、外国籍の先生が授業を行うことが増えてきています。StarBoard Softwareは多言語に対応し、再起動することなく表示言語を世界30カ国以上の言語に切り替えができるため、スムーズな授業の実施が可能です。
• Mac OSにも対応
  教育現場から要望の多かったMac OS X 10.5／10.6にも対応しました。

2011年7月5日

新製品「StarBoard Link EZ」は、「教育ITソリューションEXPO」へ出展予定です。ぜひご来場いただき、新製品をお試しください。

http://www.hitachi-solutions.co.jp/starboard/

2003年、当社と英国ケンブリッジ大学出版局が設立した合弁会社です。学習用コンテンツの開発・販売を行っています。