ニュースリリース

　株式会社日立ソリューションズ(本社：東京都品川区、取締役社長：佐久間 嘉一郎／以下、日立ソリューションズ)は、「モノからコト（価値）へ」のビジネス転換を図る製造・流通業の企業に向けて、レンタルやリース、定期購買などのサービス形態の多様化に対応した顧客管理・課金・請求ソリューション「BSSsymphony」の最新版を4月1日から販売開始します。
　これにより、企業は、サービス提供で必要な顧客管理や課金業務、請求業務、決済業務を速やかに開始することができます。また、複数のサービスのセット販売やセット価格、キャンペーンや割引などを簡単に設定することができ、多様なサービス形態にも柔軟な対応が可能です。
　日立ソリューションズは、「BSSsymphony」を「製造業向けトータルソリューション」のラインアップとして、IoTによるサービスなどにも幅広く提供していくことで、2020年度までに100億円の売上をめざします。

近年、モノのコモディティ化に伴い、モノに付随するサービスや新しい利用体験を作り出すことが価値とみなされています。そのような中、製造業のレンタルやリース、流通業の定期購買など、サービス型ビジネスに取り組む企業が増えています。
　このようなサービスの多様化や他業種からの参入により、競争が生まれており、こうした市場で優位に立ち、顧客を獲得・維持するには、顧客ニーズに合わせた料金プランや、複数サービスのセット割引をはじめ、他社との競争に迅速な対応が必要となってきています。これらに対応するためには、顧客の嗜好や購買傾向の蓄積と、情報システムの柔軟な対応が必要です。

１．迅速なシステム導入と多様なサービス形態への柔軟な対応

　「BSSsymphony」は、豊富な標準機能を装備しており、カスタマイズを最小限に抑えることができます。これにより、企業は、顧客管理や課金業務、請求業務、決済業務の迅速な導入が可能です。また、「BSSsymphony」には多様な料金体系が用意されているため、企業はさまざまな課金方法や料金プランへの柔軟な対応が可能になります。

２．購入、利用履歴を蓄積し、顧客嗜好の分析業務を支援

　「BSSsymphony」は、顧客情報と購入・利用履歴データを蓄積します。企業はこれらを活用することで、顧客の属性ごとに嗜好や消費傾向などを把握することができるようになります。

３．新サービスの短期間での立ち上げと接客業務の品質向上を支援

　お客様自らが各種設定を簡単に行えるため、企業は、新サービスを短期間で立ち上げられます。また、窓口業務では、料金シミュレーション機能により、商品やサービスのセット価格を顧客へ提示することで、効率化と品質向上が可能になります。

個別見積

2016年4月1日

流通業での活用事例をデモンストレーションにて紹介します。

URL： http://www.hitachi-solutions.co.jp/bsssymphony/
　　「BSSsymphony」は、顧客管理、課金・請求、決済をトータルで提供するソリューションで、通信・製造・流通などの業界に対応した豊富な標準機能を提供しています。業界特有の多様な課金計算、クレジット／コンビニなどの多彩な決済手段、他システムとの自動連携、タブレットからの契約などにも対応していることから、幅広い業種に適用できます。

URL：http://www.hitachi-solutions.co.jp/mfrtotal/