ニュースリリース

　日立ソフト（本社：東京都品川区、代表執行役　執行役社長　小野　功）は、金融商品取引法による内部統制報告制度（通称：日本版SOX法）への対応ツールとして、「iGrafx FlowCharter（アイグラフィクス　フローチャーター）2006 SOX+」（＊1）に対応した業務フロー／リスクコントロールマトリクス（RCM）／業務記述書のテンプレートを、「内部統制テンプレート/JSOX」として本日より提供開始いたします。
　「内部統制テンプレート/JSOX」は、日立製作所の文書化作業を支援するテンプレート集であり、日立グループの米国SOX法対応で培ったノウハウを集約し、内部統制整備に必要な文書化の事例を製造・流通業向けに纏めたものです。本テンプレートは、全般統制（＊2）編、業務統制（＊3）編、IT全般統制編、英語版の４編から構成されています。本テンプレートの業務統制編はExcel版のみでしたが、今回日立ソフトが新たにiGrafx対応版を追加しました。

　このたび追加した「iGrafx」版の業務統制テンプレートは、iGrafxを使用して文書化作業を行う企業において、各プロセスの業務フロー/RCM/業務記述書を作成する際の記載例として活用することができます。また、iGrafxのフローチャートの作図機能や業務フロー/RCM/業務記述書のデータ連携機能等の特長を活かし、内部統制における文書化作業を効率的に行うことができます。

　２００６年６月に金融商品取引法が成立し、２００８年４月以降に始まる会計年度から、財務報告に係る内部統制の整備状況の報告が、義務付けられることとなり、対象企業はその対応に迫られています。準備期間が短い中、迅速に業務の可視化を行うことが課題となっています。
　「内部統制テンプレート/JSOX」は、主に展開準備、文書化のフェーズにおける負荷軽減と、成果物の品質向上を目的としたものであり、文書化フォーマットの作成や記述内容の検討作業を効率的に進め文書化にかかる負担を軽減することが可能です。テンプレートの記載例を参照し文書化を行うことにより、文書化担当者間の記述レベル、粒度の統一を支援し、成果物の品質向上・均質化を図ることができます。

■内部統制テンプレート/JSOX
　「内部統制テンプレート/JSOX」は、全般統制編、業務統制編、ＩＴ全般統制編、英語版の４編から構成されており、チェックリストや業務フローチャート、RCMといった主要な統制文書を提供します。特に業務統制編には、販売や棚卸資産管理などの１１のプロセスを対象とした５９の業務フローチャート、RCMのほか、各業務プロセス別に代表的なリスクとその統制方法などを纏めたものが含まれています。
　なお、「内部統制テンプレート/JSOX」には、テンプレートを活用して内部統制整備を実施する上で必要な知識の習得/コアメンバーの育成を目的とした教育プログラム（各１日）が含まれています。

■「内部統制テンプレート/JSOX」のサービス構成

(*4)今回日立ソフトが新たにiGrafx対応版を追加
※英語版は、全般統制、業務統制の一部、IT統制の一部になります。
※iGrafx版は、iGrafx FlowCharter 2006 SOX+ V2.1.0b 以降が必要となります。

■業務統制（iGrafx版）の画面イメージ

■本件に関するホームページ
http://hitachisoft.jp/ic/solution/consulting/template/

本件に関するお問い合わせ
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Tel: 03-5479-8831　　E-mail: sales24@hitachi-solutions.com

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