AXの取り組み「DX by AX toward SX」

当社は、日立グループのAIフロントランナーとして、「DX by AX toward SX」をスローガンに、生成AIをはじめとしたAI技術を駆使するAIトランスフォーメーション(AX)を進めています。

AXの活動

社内で自ら活用・検証する「カスタマーゼロ」の取り組みを通じて、実用性を高めた上で、社会とお客さまと自社のDXを加速させ、持続可能な社会の実現にむけたSXに貢献することをめざします。
以下の4軸で活動に取り組んでいます。

ソリューション高度化

社会やお客さまのDXを加速するため、アライアンス商材を活用した多様なソリューションを50以上提供しています。加えて、自社ソリューションへの生成AIの適用やAIエージェント化を推進し、業務の高度化や新たな価値創出につなげています。これにより、単なる効率化にとどまらず、データ活用や業務プロセス変革を通じた付加価値の高いサービスの提供を実現しています。

開発業務効率化

開発業務における生成AI活用の高度化に向け、設計・実装・テストなど工程別にツールやガイドラインを整備しています。また、実践で得られたユースケースを社内で共有し、開発生産性の向上と品質の確保を両立しています。さらに、お客さまとの協創活動においても生成AIを活用し、要件検討や開発プロセスの高度化を通じた価値提供の強化に取り組んでいます。

社内業務効率化

当社は、自社のAXを加速するため、2025年度は、スタッフ部門を含む全社員が業務で生成AIを活用することをめざしました。社内業務に利用可能な生成AIサービスを整備し、具体的なユースケースの共有を通じて、日常的な業務への定着を推進しています。
また、生成AIやAIエージェントの業務活用アイデアを募集する社内コンテストを開催し、社員主体でユースケース創出とナレッジ共有を進めました。さまざまな取り組みを通じて、生成AIを日常的に業務で活用する社員の割合は、2024年度の約20%から、2025年度は約90%へと大きく拡大しました。
2026年度は、業務をカスタマーゼロでAIエージェント化することに注力しています。

リスク管理とガバナンス

生成AIやAIエージェントの活用に伴うリスクを適切に管理するため、全社員を対象に安全利用に向けた教育・啓発活動を実施しています。また、開発業務においては、契約・見積・計画・開発など各工程に応じたガイドラインを整備し、リスクの可視化と適切な管理を徹底しています。これにより、安心・安全にAIを活用できる環境を構築しています。

これまでの取り組み

当社は、2020年にAI技術専門組織AI CoE(AI Center of Excellence)を設立し、日立製作所の研究開発部門との技術連携、カナダのトロント大学とのAIに関する共同研究など、最先端のAI技術やITサービスの取り込みに向けた活動を積極的に推進してきました。