デバイス制御とは?製品の選び方と秘文で実現する情報漏洩対策のポイント

デバイス制御とは

デバイス制御とは、USBメモリーやスマートフォン、外付けHDDなど、PCに接続してデータを持ち出せるデバイスの利用を管理・制御することで、不正なデータ持ち出しを防止するセキュリティ対策です。デバイスやユーザーごとに利用可否を設定することで、利便性を損なうことなく、機密情報の漏洩リスクを低減します。近年では、内部不正による情報持ち出しの防止やコンプライアンス強化を目的として、多くの企業でデバイス制御製品が活用されています。

デバイス制御製品が必要とされる背景

USBメモリーやスマートフォン、外付けHDDなどを利用したデータの持ち出しによる情報漏洩や内部不正は、今なお企業が直面する代表的なセキュリティ課題の一つです。また、コンプライアンス強化や監査対応の観点からも、誰が・いつ・どのデータを持ち出したのかを把握できる環境の整備は重要となっています。一方で、働き方の多様化に伴い、自宅やサテライトオフィスなど社外で利用するPCやデバイスが増え、それらの管理が複雑化しています。このような背景から、デバイスの利用制限やデータ持ち出し制御、ファイル操作ログの管理などを実現するデバイス制御製品の見直しや強化が進んでいます。

デバイス制御製品の選び方

デバイス制御製品を選定する際は、USBメモリーの利用制限ができるかだけでなく、持ち出し制御やログ管理、運用性なども含めて総合的に比較することが重要です。製品によって対応できる機能や運用方法は異なるため、以下のようなポイントを確認し、自社の要件に適した製品を選定してください。

比較ポイント 確認項目
制御できるデバイスの種類 ・USBメモリー、スマートフォン、SDカード、外付けHDD、CD/DVDなどを制御できるか
USBメモリーの利用制御 ・私物USBメモリーを禁止できるか
・データの書き込みにくわえて、読み込みを制御できるか
スマートフォンの利用制御 ・OS、製造メーカー、接続方法などの違いによって認識できないデバイスがないか
ユーザーの持ち出し制御 ・ユーザー単位で制御できるか
・グループ単位で制御できるか
ログ取得 ・デバイス接続ログを取得できるか
・ファイル持ち出しログを取得できるか
・ファイル操作ログを取得できるか
導入形態 ・導入形態(クラウド/オンプレミス)を選択できるか
・必要な機能を選択して導入できるか
運用負荷 ・ポリシーやログを一元管理できるか
・クライアントへのパッチ配信を自動化できるか

「秘文」で実現するデバイス制御

秘文は、企業向けのデバイス制御をはじめ、エンドポイントのセキュリティを提供する製品です。USBメモリーや外付けHDDなどへのデータ持ち出し制御、スマートフォンやBluetoothなどの利用制御、ファイル操作などのログ取得・管理を実現し、企業の情報漏洩対策や内部不正対策、監査対応を支援します。企業の運用方針に応じた柔軟な制御が可能なため、安全性と利便性を両立した運用を実現できます。

秘文でできること

豊富なデバイスを制御可能

USBメモリーやスマートフォン、外付けHDD、CD/DVD、SDカードなどのリムーバブルメディア、Bluetooth、無線LAN(Wi-Fi)など、さまざまなデバイスの利用を制御できます。会社の業務や運用ルールに合わせた柔軟な制御が可能で、特定のデバイス種別を禁止したうえで、その中の指定した機種のみ利用を許可することもできます。

USBメモリーの利用制御

会社が許可したUSBメモリーのみデータ持ち出しできるよう制御し、私物など未登録のUSBメモリーへのデータ持ち出しを防止できます。会社が管理していないUSBメモリーへのデータ持ち出しを制御することで、情報漏洩のリスクを低減します。

会社が貸与したUSBメモリー
(秘文に登録している)
デバイス制御 組織が貸与したUSBメモリー
私物USBメモリーなど
(秘文に登録していない)
デバイス制御 私物のUSBメモリー
デバイス制御により持ち出し可能なUSBメモリーを制限

また、USBメモリーからのファイルの読み込みも制御できるため、業務に無関係なデータの持ち込み防止にも役立ちます。

※個体を識別するための情報を持たないUSBメモリーでは、本機能を利用できません。

スマートフォンの利用制御

スマートフォンをPCに接続すると、メーカーや接続方法などの違いによって複数のデバイス種別として認識される場合があります。秘文では、これらのデバイスを制御することで、スマートフォンへのファイルコピーを防止できます。また、デバイス個体識別制御と組み合わせることで、リムーバブルメディアと認識されるスマートフォンの利用を制限しながら、特定のUSBメモリーについては利用を許可する運用も可能です。

ユーザーごとの持ち出し制御

リムーバブルメディア、外付けHDD、CD/DVD、ネットワークドライブなどへのデータ持ち出しを、ユーザーやグループごとに制御できます。利用者ごとに異なるポリシーを設定し、業務に応じた柔軟な運用を実現します。

ファイル持ち出しなど操作ログ取得

デバイス接続ログやファイル持ち出しログにくわえ、ファイル操作ログやアプリケーション操作ログ、ブラウザー操作ログなどを取得できます。*1取得したログを活用することで、状況確認や監査対応を支援します。

*1 一部機能はオプションです

ネットワーク経由の情報漏洩対策

秘文はデバイス制御にくわえ、ネットワークを経由した情報漏洩対策にも対応します。社内で許可されたネットワークのみ利用できるよう制御し、私物スマートフォンによるテザリングや未許可アクセスポイントへの接続を防止。また、社外からのアクセス時には会社が許可したVPN経由の通信を強制することで、安全なネットワーク利用を実現し、情報漏洩リスクの低減を支援します。

オンプレミス・クラウドに対応

お客さまの要件に応じて、クラウド版の秘文 Endpoint Protection Serviceとオンプレミス版の秘文 Device Controlを選択できます。また、デバイス制御やネットワーク制御のほかにも、エンドポイントのセキュリティ対策に必要な機能を選択して導入できるため、既存環境との重複投資や不要な運用コストを抑えることができます。将来的な要件追加にも対応可能で、必要に応じた拡張がしやすい柔軟な構成です。

運用負荷軽減

ポリシーやログを一元管理できるため、複数デバイスの運用を効率化できます。また、秘文 Endpoint Protection Serviceでは、秘文クライアントのパッチをクライアントPCへ自動配信できます。管理者はWeb画面から容易にパッチ未適用者を確認できるため、適用フォローにかかる手間を軽減可能です。クラウドサービス提供なので、サーバーの導入やメンテナンスも必要ありません。

まとめ

デバイス制御は、USBメモリーやスマートフォンなどを経由した不正なデータ持ち出しによる情報漏洩を防止するための重要なセキュリティ対策です。デバイス制御製品を選定する際は、制御できるデバイスの種類や制御内容、ログ取得の可否、運用負荷などを総合的に評価することが重要です。
秘文は、USBメモリーやスマートフォンの利用制御、ユーザーごとの持ち出し制御、ログ取得にくわえ、ネットワーク経由の情報漏洩対策にも対応しています。また、クラウド版とオンプレミス版を選択でき、お客さまの運用要件に応じた柔軟な情報漏洩対策を実現できます。

よくある質問

  • デバイス制御製品とは、USBメモリーやスマートフォン、外付けHDDなどの利用を管理・制御し、不正なデータ持ち出しによる情報漏洩を防止するためのセキュリティ製品です。デバイス利用や持ち出しの制御、ログ取得により、情報漏洩対策や内部不正対策を支援します。

  • はい。秘文では、会社が許可したUSBメモリーを登録することで、登録したUSBメモリーへのみ持ち出しを可能にできます。これにより、私物USBメモリーなどへの不正データ持ち出しを防止し、情報漏洩リスクの低減を支援します。

    ※個体を識別するための情報を持たないUSBメモリーでは、本機能を利用できません。

  • 制御できるデバイスの種類や、制御方法、ログ取得の可否、運用負荷などを総合的に評価することが重要です。
    自社のセキュリティポリシーや運用要件に適した製品を選定することで、不正なデータ持ち出しによる情報漏洩のリスクを低減できます。

  • 情報漏洩対策や内部不正によるデータ持ち出し対策を強化したい企業、USBメモリーやスマートフォンの利用を適切に管理したい企業、ログ取得による監査対応を効率化したい企業に適しています。また、クラウド版とオンプレミス版を選択できるため、自社の運用要件に合わせて導入したい企業にも適しています。

  • 秘文は、USBメモリーやスマートフォンなどのデバイス制御にくわえ、ネットワーク経由の情報漏洩対策やファイル操作ログなどの取得・管理にも対応しています。クラウド版とオンプレミス版を選択できるため、自社の運用要件に合わせた柔軟な運用が可能です。また、ポリシーやログの一元管理、パッチの自動配信などにより、管理者の運用負荷を軽減します。

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