企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）への対応が盛んに行われているが、その効果を実感できていると感じている企業は、実はごく一部でしかないと言われている。
DXにおける企業戦略の旗手として注目されるRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）であっても、ご多分に漏れず“実感度”は低い。
また、RPAはすべてのホワイトカラーの業務を激変させ、一部では「デジタルレイバー」とも評されるが、導入企業のアンケートでは全社展開に至っている企業は少ないのが実情だ。 だが、RPAの万能性を謳う評判のみが先行しているだけで、実力を実務で発揮できない問題の根幹は導入企業側の運用にある。

本書は、RPA運用における「ロボットが頻繁に止まる」、「開発人材が足りない」、「ユーザ部門に活用されない」といった活用課題について解説する。

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このチャンネルはRPAの様々な課題について、解決策をシリーズ形式でお伝えする番組です。第1話では、期待して導入したもののRPAの効果を得られずにいる企業の「実態」と「成功しない3つの理由」について。