年間約30万時間の削減に成功した
日立ソリューションズのノウハウが満載
今こそ見直したい、RPA導入の課題と
製品選定のポイント
RPAとは
RPA(Robotic Process Automation)について解説します。
RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術のことです。
RPAはパソコン上で人が日常的に行っているマウス操作やキーボード入力などの操作手順を記録し、それを高速で正確に実行することができます。その結果、既存の事務的業務を効率化させ、生産性を向上させることが可能になります。
RPAを導入するメリットは、業務の効率化や生産性向上に加え、人的ミスの削減、事務作業から解放された従業員のモチベーションの向上、より付加価値の高い仕事に集中できる、人手不足の解消、といったことがあげられます。
画像はイメージです
業務自動化には3つの段階(クラス)があります。
RPAとはRobotic Process Automationの略です。
定型業務の自動化を実施する段階です。
クローリングなどの情報収集、構造データの読み取り・入力・検証などの自動化が可能ですが、実質的にはプロセスの自動化にはいたらず、デスクトップ作業の自動化「RDA(Robotic Desktop Automation)」にとどまるケースも多く見られます。
現在、日本でRPAを導入している企業の多くはこのクラスの段階です。
EPAとはEnhanced Process Automationの略です。
その名のとおり、RPAよりもさらに強化された自動化の段階を指します。
AIと連携し、非構造データの扱いやナレッジベースの活用など、非定型業務の自動化が可能になります。
この段階になると、DXやハイパーオートメーションの実現といったキーワードも現実味を帯びてきます。
CAとはCognitive Automationの略です。
コグニティブ技術による高度な自律化を実現します。
高度な人工知能により、作業の自動化のみならず、プロセスの分析や改善、意思決定の自動化、ディープラーニングや自然言語処理も行います。
各企業は、働き方改革実現に向け、人に代わって仕事をするRPAに注目しています。
企業は働き方改革実現に向け、
長時間労働対策、業務の生産・品質向上など、
さまざまな施策を講じています。
しかし間接的な業務は山ほどあるが、
これ以上改善策が見いだせない。
各企業は、人に代わって仕事をするRPAに注目!
「毎日」「大量」「繰り返し」 行われる業務は、IT投資(システム開発/BPO)で効率化し、
システム化しても費用対効果が小さい業務は、RPA適用で効率化します。
個々のボリュームは小さくても数が膨大にあるため積上げると大きな効果が見込めます。
データを複数のシステムに入力したり、データ同士を突合せしたり収集したデータを元にレポート作成をするといった作業で効果があります。
転記作業 | |
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1つのデータを 複数のシステムに入力 |
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導入前 | |
導入後 |
チェック作業 | |
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登録済データ(Excelなどの元データ)を 別システムのデータと突合せ |
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導入前 | |
導入後 |
レポート作業 | |
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複数のシステム・媒体からデータを 収集してレポートを作成 |
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導入前 | |
導入後 |
具体的な活用事例や適用業務のリストがまとめられた資料もご覧ください。
RPAの動画解説やホワイトペーパー、
コラム、RPAセミナーレポートなど
さまざまなコンテンツをご用意。
RPAとAIは混同されることがよくあります。
しかし、実際はそれぞれまったく別の特長と役割を持っています。
RPAは「実行」を担うものです。指示された作業を正確に行います。
人間でいえば作業を行う「手」の役割です。
「手」は何かを考えることはできないので、作業を行う中で何かイレギュラーが発生したり、判断が必要な場面に直面すると、停止してしまいます。
一方、AIは人間でいうところの「脳」といえます。
学習し、判断を行うことができます。
つまり、RPAとAIを連携させてAIに判断を、RPAに作業を任すことができれば、より多くの業務を自動化することができるようになり、クラス2「EPA」が実現できるのです。
実行
手の役割
判断
頭脳の役割
この2点は、RPA導入の成功事例に共通していることです。
目的とゴールがしっかりしていれば、明確な実行計画が立てられるからです。
具体的な活用事例や適用業務のリストがまとめられた資料もご覧ください。
最初に設定した目的に沿って、目標(KPI)を設定します。
定量的なものと定性的なものと、両方設定するとよいでしょう。
例えば、定量的な目標であれば
定性的な目標であれば
などが考えられます。
「失敗しないRPA導入手順および製品選定のポイント」の資料では、より詳しい解説とともに、RPA適用業務例のリストや、KPI設定シートのサンプルも掲載しています。
目的、目標が明確になり、実行計画を立てられれば、RPA製品の選択基準も明確になります。
よくある失敗例は、製品の特長よりも価格重視で選定してしまい、結局求めている自動化が実現できずにRPA導入の効果が得られなかった、というケースです。
また、最初は安価なもので十分だったものの、いざ全社展開をしようとするとスケールに膨大なコストがかかるなどして、余計な工数や費用が発生してしまう場合もあります。
最初から、RPAに求めることや、先々の全社的なRPA活用についても視野に入れておくことが重要と言えます。
日立ソリューションズは、自社でRPA活用を推進し、さらに多くのお客様のRPA導入、全社展開を支援してきました。その経験を踏まえ、日立ソリューションズが考える製品選定の際の重要なキーワードは以下のとおりです。
日立ソリューションズはこれらのキーワードを満たす製品として、Automation AnywhereのRPAをおすすめしています。
いよいよ本格的に導入するとなると、運用も踏まえて準備をする必要があります。
まず、RPAセンター(CoE)を設置し、運用やロボット開発、社内からの問い合わせに対応する体制を整えます。
次に、運用ルールやロボット開発のガイドライン、FAQなどを作成し、RPAに関する業務がスムーズに行えるよう準備します。
ユーザー部門でRPAを活用してもらえるよう働きかけます。
説明会でRPAのデモや、自動化に適した業務の説明など行い、自動化対象業務を選定します。
各部門でロボット開発を行う場合は、開発方法についての勉強会も実施することが必要です。
全社でロボットや、ロボットの部品を共有できれば、似たような作業をするロボットがすでに社内で使われていればそれを活用し、開発工数を減らせます。
また、開発者同士のコミュニティがあれば、社内で開発ノウハウを共有することができます。
「失敗しないRPA導入手順および製品選定のポイント」の資料では、より詳しい解説を掲載しています。
RPAを全社展開して活用するためには、導入した後の運用業務が大切です。
しかし、リソースやノウハウ不足でなかなか運用体制が整えられず、全社展開にいたらないケースも多く見られます。
日立ソリューションズの「RPA業務支援BPOサービス」は、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行し、お客様のRPA活用拡大をサポートします。
導入のメリットが大きいRPAですが、一方で例外処理に対応できず、エラーが発生すると停止したり、指示された作業しか行えないなどの短所もあります。こういった問題対応に大幅な改修やメンテナンスなどが必要になると、「期待していたほど効果が出ていない」という結果になりかねません。
RPAを導入する際には、どんな作業を自動化したいのか、その内容がコストに見合うのかをしっかり検討し、またツール選定の際は、「設計のしやすさ」や「変更のしやすさ」も考慮することが大切です。
あらゆる種類のユーザーのニーズに対応する、完全Web ベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。
オンプレミスとクラウド環境の両方でホスティング可能で、エンタープライズ クラスのデータ プライバシー、 セキュリティ、監査コンプライアンス機能を備えています。
従来より機能を大幅に強化し、ユーザー、開発者、管理者それぞれの立場の課題に対応します。
人の判断が入る業務や予期せぬ画面変更などが起こるクラウドサービスなど、RPAでの自動化を断念した業務を自動化。
人とRPAロボットの協働作業を実現します。
RPA業務支援BPOサービスは、ロボット開発や社内問い合わせ対応、運用などのRPA推進部門の業務をまるごと代行するサービスです。 RPAの全社展開のボトルネックを解消し、RPA活用拡大を強力にサポートします。
RPAの活用が進むにつれて、お使いのRPAの機能だけでは事足りなくなることあります。
自動化のレベルを一段階上げようとされているお客様には、RPAのリプレイスをおすすめします。
Automation Anywhereは、自動化のレベルを一段階あげようとされているお客様にも、選ばれている製品です。
Automation Anywhere初の日本語解説書です。
製品の基本操作からBotの作成手順、さらにはExcel処理やWeb入力、SAP・Citrix連携まで事細かに解説しています。
RPA製品のご紹介や業務の効率化に役立つ情報が動画でご覧いただけます(無料*)。RPA選びの参考にぜひご覧ください。
Automation AnywhereやWorkatoなど、製品のご紹介や過去に開催したウェビナーが視聴できます。
*ご視聴にかかる通信料は除く
オンラインセミナー『クラウド時代のシステム間連携を内製化~成功にむけた連携基盤を選ぶポイントを解説~』のオンデマンド版です。
本セミナーでは、内製でシステム間連携をすすめていくために必要な成功のポイントをお伝えします
オンラインセミナー『生成AIを活用したハイパーオートメーション[究極の自動化] - カスタマーサポートDXの実践例 -』のオンデマンド版です。
本セミナーでは、DXにおいていかにハイパーオートメーションが重要な役割を果たすか解説したうえで、当社がどのようにハイパーオートメーションを実現したのか、 その中で生成AIをどのように活用しているかを解説します。
RPAを導入してみたは良いものの、「期待したのに効果が出ていない!」「投資対効果が分からない」と思っている方、必見!
RPAのさまざまな課題について、解決策をシリーズ形式でお伝えする番組です。
日立ソリューションズが提供するRPA業務自動化ソリューションの導入事例、適用例をご紹介します。
システムを連携し、画面操作をSlackへ集約したことで、全社のさまざまな業務の自動化と効率向上を実現。
経費精算業務においては証票の提出窓口をSlackに統一し、チェックやデータ入力といった作業を自動化して大きな効果を得た。
最小限の工数と人員でレガシーシステムとの連携を速やかに実現したほか、「Workato」が提供するレシピを活用して業務フローの自動化を進めていく計画。
複数種のRPAツールを使用していたため、ライセンスコストが割高で、部門間の共有や共通化もできていなかった。「Automation Anywhere」を導入し、ロボットを一元管理する仕組みが完成。運用が効率化され、ライセンスコストも低減。
Windchillの標準画面と、実際の業務に必要な画面のギャップを埋めるためにRPAを活用。
Windchillへのデータ登録作業を省力化し、5カ月で200時間の工数削減に成功。
顧客ごとに受注プログラムが存在し、システム連携操作が煩雑になっていたが、RPAで基幹システムへの入力やデータの受け渡しを自動化。
また、ロボット開発のルールを定めて標準化を促進。
「Automation Anywhere」の販売だけでなく、ガイドラインの作成、トレーニング、
FAQ窓口など、RPA定着に向けた包括的なサポートを実施。
2017年からRPAの本格検討を開始し、稼働中のロボット数は250を超え、
全体で年間約30万時間の削減効果に繋げたノウハウをご提供。
日立ソリューションズのRPAソリューションはさまざまなRPAツールに対応。
複数の異なるRPAツールの共存に対応しており、
既存RPAツールをリプレイスすることによるリスクへの心配は不要。
日立ソリューションズのRPA業務自動化ソリューションは、自らが利用者として全社導入にも成功したノウハウを生かし、特定のRPAツールに限らずRPAの活用をさらに活性化させる独自製品を合わせてご提供します。
安心のサポート力と利便性を高める幅広いサービスで、RPAによる業務効率化推進をお手伝い致します。