システムの稼働状況を監視JP1/Performance Management
システム全体のさまざまな監視対象から稼働情報を収集し、システムの安定稼働を支援します。
このような課題を解決します!
- さまざまな管理対象の監視ツールが統一されておらず効率悪い。
- 障害が発生して初めてリソース不足であることに気付いた。
- キャパシティ計画を立てたいが判断材料を集めるのに手間がかかる。
主な特長
監視設定
- すぐに監視が始められるテンプレート
危険域や警告域のしきい値に達した際に管理者へ通知するアラームの設定や、監視項目ごとのレポートの表示形式を定義済みテンプレートとして標準提供しています。テンプレートを運用に合わせてカスタマイズすれば、お客様のシステムに合った監視設定ですぐに監視を始められます。
- 分かりやすい操作メニュー(クイックガイド)
クイックガイド画面ではアクションのアイコンから監視の設定やレポートの表示が簡単にできます。さらに、監視したい項目のキーワード、たとえば「CPU」「メモリー」「TCP」といった用語から、関連する監視項目を検索できるので、監視したい項目の素早い選定が可能です。
監視運用
- システム全体の概況を1つの画面で把握
サーバーやエージェントの稼働数、停止数、稼働率やエージェントで発生しているアラーム(警告)の件数など、システム全体の概況がシステム稼働状況サマリ監視画面1つで確認できます。また、シンボルの色の変化で状態を把握できるアラーム監視画面から各監視項目のレポートを直接表示することで、問題が発生した場合でもすぐに詳細が確認できます。
レポート作成
- いろいろな場面で利用できる多彩なレポート
棒グラフや折れ線グラフ、一覧表など、さまざまな表示形式でレポートを作成・表示できます。さらに、異なるデータを1つのレポートで重ね合わせて表示する複合レポートも作成可能で、データの関係性や傾向の把握、問題点の分析など、いろいろな場面で利用できます。
- 勘に頼らないキャパシティプランニング
稼働情報を蓄積しながら、分、時、日、週、月、年単位で自動集計できます。この蓄積された稼働情報をもとにシステムの稼働状況の変化を過去の稼働実績データと比較して相対的に評価。これにより、勘に頼らないキャパシティプランニングを支援します。さらに、集計データの保存期間を指定することで、一定のディスク使用量を保ったまま継続的な監視ができます。
監視対象と主な監視項目
プラットフォーム | Windows |
Linux、AIX、Solaris、HP-UX | |
仮想環境(*1) | VMware ESXi、Microsoft Hyper-V、KVM、Docker環境(Linux/Windows)、Podmanコンテナ環境、日立サーバ論理分割機構 |
データベース | Oracle Database |
Microsoft SQL Server | |
HiRDB | |
ERPパッケージ | SAP ERP、SAP S/4HANA、SAP BW/4HANA |
Webサーバー | Microsoft Internet Information Services(*2) |
グループウェア | Microsoft Exchange Server(*2) |
TPモニタ | uCosminexus OpenTP1(*2) |
その他 | 任意の性能情報 |
(*1) 監視対象によって、監視できる項目が異なります。
(*2) 日本限定販売製品で監視できる監視対象です。
※ エージェントレスで監視する場合は監視対象が異なります。
ユースケース
- ▼ユースケース1:仮想環境でのサーバー稼働監視
- ▼ユースケース2:サーバーの重要度に応じて適切な監視
仮想環境でのサーバー稼働監視
サーバーの重要度に応じて適切な監視
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