メール送受信における情報漏洩リスクを軽減する「活文 メールゲートウェイ」

 

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活文 メールゲートウェイ
機能

送信対策

クライアントでの宛先事前チェック

メール送信前の宛先確認画面表示

Outlookの「送信」ボタンを押した後のウィンドウで、すべての宛先が危険度レベルごとに色分け表示されます。送信しようとしたメールに注意が必要な宛先が含まれていた場合は、赤系の色で表示されるため、視覚的な注意喚起が行えます。

  • 赤色: 危険度レベルが高く、誤送信のリスクが高い宛先
  • 黄色(注意マーク): 自分のアドレス帳に登録されていない宛先
  • 青色: 危険度レベルが低く、誤送信のリスクが低い宛先

添付ファイルがある場合は、大きなアイコンを表示することによって注意を促し、送信前に送信者自身が誤送信のリスクを認識することで事故防止への効果を高めることができます。

メール送信前の宛先確認画面表示の図

メール送信キャンセル

一時保留中に送信キャンセル可能

社外あての送信メールはサーバーで一時保留します。送信後にメールの間違いに気づいた場合でも保留中は送信をキャンセルできるため、より多くの誤送信の防止が可能。なお、保留時間はユーザーごとに設定できます。一定時間内に、メール送信操作が行われない場合は、自動で送信キャンセルすることも可能です。

メール送信キャンセルの図

社内外で時間差送信

社内みんなで安全確認

社内外にメールを一斉送信する際に、社外あては保留し、社内あては即送信するという設定が可能。社外へ送信する前に送信者だけでなく社内の同僚も送信メールを確認できるため、誤送信の見逃しを減らすことができます。

社内外で時間差送信の図

【PPAP代替対策】添付ファイルを分離して送信

ファイルはWebダウンロードでセキュアに送付

これまで添付ファイルを送付する際、PPAP(パスワード付きZIP添付メール)による運用が主流でしたが、ZIP標準暗号は暗号強度が低いことや、パスワードも同一経路で送られるため一緒に盗聴されてしまうなどのリスクが、広く認識されるようになりました。
活文 メールゲートウェイは、社外あてのメールの添付ファイルを自動的に分離して、活文サーバーからのWebダウンロードに切り替えます。受信者にはメール本文と添付ファイルのダウンロード用URLが通知され、保護された通信(https)で添付ファイルを安全に受け取ることができるため、情報漏洩を防ぐことが可能です。

【PPAP代替対策】添付ファイルを分離して送信の図

受信対策

メール無害化・振り分け機能

外部メールをインターネットメールサーバーと
総合行政ネットワーク(LGWAN)メールボックスの両方に転送可能

活文 メールゲートウェイではメールの振り分け機能を持っています。インターネットから受信するメールは、一旦 活文 メールゲートウェイ が受信し、振り分けを行います。

画像変換・振り分け機能の図

メールアーカイブによるオリジナルメールの確認

インターネット端末でのオリジナルメール確認

メール無害化する前の添付ファイルが必要な場合には、オリジナルメールを確認します。活文 メールゲートウェイ では、インターネット端末を利用して2通りのオリジナルメール確認の手段を提供します。
1つ目は、インターネットメールサーバーに転送したオリジナルメールを受信して確認する方法です。2つ目は、活文 メールゲートウェイ サーバー内に蓄積するアーカイブを確認する方法です。
どちらの方法でも、インターネット端末にてオリジナルメールを確認できますので、お客さまの構成に合わせて選択していただけます。

オリジナルメールの確認:メールアーカイブの図

暗号化ファイル解凍機能(ZIP形式)

暗号化された添付ファイル付きメールの安全な配送が可能

添付ファイルが暗号化(ZIP)されているとメールセキュリティサーバーは安全性をチェックできないため、リスクがあってもそのまま受信するメールシステムが一般的でした。
活文 メールゲートウェイ では、暗号化ファイルが添付されたメールは配送せずに一時保存し、受信者がWebブラウザーからパスワードを入力して、暗号化を解除。メールセキュリティサーバーによるチェックを経由して安全にメールを受け取ることが可能です。

暗号化ファイル解凍機能(ZIP形式)の図

機能一覧

基本機能

誤送信防止

メール送信キャンセル 社外あての送信メールはサーバーで一時保留。送信後にメールの間違いに気づいた場合、キャンセルできます。一定時間、メール送信操作が行われない場合、自動で送信キャンセルすることも可能です。
もっと詳しく
社内外で時間差送信 社内外にメールを一斉送信する際に、社外あては保留し、社内あては即送信することが可能。社外への送信前に社内で送信メールを確認でき、誤送信の見逃しを低減できます。
もっと詳しく
誤送信リスク通知
社外あての送信メールに「社外秘」とある、機密情報が含まれたファイルが添付されている、などを自動検知。送信者が誤送信に気づいた場合は送信をキャンセルできます。
※検知するキーワードや添付ファイルの種類などはお客さまごとに設定可能
保留時間の自動延長 社外あての送信メールに「社外秘」とある、機密情報が含まれたファイルが添付されている、などを自動検知した場合、保留時間を延長。誤送信の発見を促します。
※検知するキーワードや添付ファイルの種類などはお客さまごとに設定可能
送信者あて自動送信 社外あての送信メールはサーバーで一時保留するとともに、送信者に自動送信。メールの間違いに気づいた場合は送信をキャンセルできます。保留時間はユーザーごとに設定可能です。
ワンタイムパスワード 送信メールの添付ファイルは、ワンタイムパスワード付きのZip 形式に自動変換可能。ファイル内のデータを保護して送信します。
ユーザー指定パスワード 送信者が指定したパスワードで添付ファイルを保護し送信することが可能。受信者は送信者からメールあるいは電話などで知らされたパスワードで、ファイルを解凍できます。
送信メールポリシー設定 特定のメール送信者アドレスやメール宛先アドレスなど、送信メールに条件を設定して、条件ごとに、一時保留や即時送信などのアクションを設定することができます。

有償オプション機能

送信対策:上長承認

特定ドメイン宛の
メールの上長承認
メールの宛先が特定のドメインだった場合に、上長が承認するまでメール送信を保留します。特定ドメインは設定で指定することが可能です。該当するメールが送信された場合、サーバーで自動的に保留され上長に承認依頼が通知メールが届きます。
宛先の自動BCC 化 メールマガジンやメールニュースなどにおいて、本来Bcc 欄に入れるべきメールアドレスを、To やCc 欄に入れて送信してしまうミスを防止。たとえば10名以上のアドレスが入力されている、あるいはfrom にメールマガジンのアドレスが入力されているなど、設定された条件に応じて宛先を自動でBCC 化できます。
部下送信メール
サマリー通知
上長は、部下が外部に送信したメール通数の集計通知を定期的に受け取ることができます。また、サマリー通知メールから、部下が外部に送信したメールの詳細をWeb で確認可能。さらにアーカイブオプションでは、部下が送信したメールの内容を確認できます。
リアルタイム監査 あらかじめ登録された上長は、部下が送信する社外あてメールをBCC で受け取ることができます。上長は部下に知られることなく即時にメールの内容を確認。期間の指定や、特定の部下の指定も可能です。

送信対策:Web アップロード

Web アップロード 添付ファイルはWeb ダウンロードに切り替えることが可能。1つまたは複数の添付は、1つのパスワードZIP に変換され、添付アクセス用パスワードはメール送信者にのみ通知します。

送信対策:メールアーカイブ

メールアーカイブ 送信・承認操作履歴も含め、メール本文の内容を監査可能。監査者を組織単位で設定可能。その監査者は特定の部署についてやりとりされたメールを、上長承認まで含めて監査でき、問題点の早期発見を支援します。

送信対策:宛先確認ツール for Outlook®

メール送信前の宛先確認画面表示 すべての宛先が危険度レベルごとに色分け表示され、視覚的な注意喚起が行えます。添付ファイルがある場合、大きなアイコンの表示によって送信前に注意を促し、送信者自身が誤送信のリスクを認識することができます。
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受信対策

メール無害化・振り分け機能 受信メールの振り分けを行います。LGWAN メールボックス向けには「添付ファイル除去」 「HTML メールのテキスト変換」を行い、無害化したメールを転送。インターネットメールサーバー向けにはオリジナルメールを転送します。
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メールアーカイブによる
オリジナルメールの確認
メール無害化前の添付ファイルが必要な場合のために、インターネット端末を利用したオリジナルメール確認の手段を2通りご提供。1つは、活文 メールゲートウェイ サーバー内に蓄積するアーカイブを確認する方法。2つ目は、インターネットメールサーバーに転送したオリジナルメールを受信して確認する方法です。お客さまの構成に合わせてお選びください。
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上長承認による
オリジナルメールの転送
インターネット端末だけでなく、LGWAN 側端末でオリジナルメールの添付ファイルが必要な場合、上長承認を得たうえでの転送が可能です。インターネット端末にてLGWAN 側に転送したいオリジナルメールの件名先頭に【オリジナル転送】というキーワードを追加してLGWAN メールボックスに転送することで、自動的に上長へ承認依頼を発行。承認されると指定したLGWAN メールボックスにオリジナルメールが転送されます。
暗号化ファイル解凍機能
(ZIP 形式)
ZIP 形式などで暗号化されたファイルが添付されたメールは配送せずに一時保存します。そして受信者がWebブラウザーからパスワードを入力して、暗号化を解除することで、メールセキュリティサーバーがチェック。クリーンであれば受信者にメールを配送します。
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冗長構成

冗長構成 活文 メールゲートウェイを冗長構成で使用される場合に必要となるオプションです。

活文 メールゲートウェイ 機能一覧

分類 機能名 オンプレミス版 サービス版
送信対策 メール送信キャンセル
社内外で時間差送信
誤送信リスク通知
保留時間の自動延長
送信者あて自動送信
ワンタイムパスワード
ユーザー指定パスワード
送信メールポリシー設定
上長承認 特定ドメイン宛のメールの上長承認
宛先の自動BCC化
部下送信メールサマリー通知
リアルタイム監査
Webアップロード
メールアーカイブ
メール送信前の確認画面表示
受信対策 メール無害化・振り分け機能
メールアーカイブによるオリジナルメールの確認
上長承認によるオリジナルメールの転送
暗号ファイル解凍機能(ZIP形式)
冗長構成
お客さまの課題 オンプレ版 サービス版
基本機能 有償オプション機能 送信対策サービス 受信対策サービス
上長承認 Webアップロード メールアーカイブ 宛先確認ツールfor Outlook メール無害化
メール送信前に送信先を危険度レベルごとに確認したい
メール送信後にキャンセルしたい
メールを時間差で送信したい
外部へのメール送信は上長承認を経由したい
安全な経路で添付ファイルを届けたい
相手のダウンロード前に取り消したい
送信メールをアーカイブして保存したい
暗号化ZIPファイルを隔離したい

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